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ローグライクカードゲームのおもしろさを広めたい!【第5話】「デビラビローグ」

最近ストーリーをクリアしたので、ひさびさの第5話更新。

いろいろと寄り道をしたので55時間くらいかかりましたが、まだまだコンプリート要素があって遊びこめそうです。

Androidは広告表示のある無料版もあり、プレイにストレスも感じないのでお試しで遊んでみるのもありですね。

有料版は860円で、これで55+α時間遊べるので費用対効果としても申し分ないです。


魔王の息子が、謎の少女と出会って魔王を目指す

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物語の舞台は、選定戦によって魔王が決められる魔界。

主人公の「セイル」は現魔王の息子でしたが、自らは魔王になる気がなく、執事の使い魔と平和に暮らしていました。

そんな中で、謎の少女「エリゴール」やウルフ族の少女「ナーベルス」と出会い、不本意ながら魔王選定戦に参加することになります。

デベロッパーのKEMCO(今作の開発はエグゼクリエイト)さんはガラケーの時代からストーリーRPGを多数配信していて、今作にもそのエッセンスが随所に盛り込まれています。

その特徴のひとつが、ストーリーや拠点や城下町での探索要素があること。

ローグライクカードゲームでは珍しく、本格的なストーリーがあり、町の人のお願いごとを解決していくサブクエスト、オファーなどの要素があります。キャラを操作して町の中を移動し、NPCに話しかけることもできます。

これがカードバトルにプラスしてやりこみ度を高めています。


カードバトルに主人公+仲間の要素を追加!

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本作のもうひとつの特徴が、カードバトルに主人公と仲間の要素を加えている点です。

これまでのローグライクカードゲームでは、主人公1人に対して1vs1、もしくは1vs多の構図がほとんどでしたが、本作ではエリゴールやナーベルスが戦闘に参加します。

バトルのルールもそれに倣って改良されていて、基本はターン制かつ毎ターンチャージされるマナを消費して手札のカードを出すのですが、マナを消費することで前衛→後衛→中衛といったかたちで3人のポジションを入れ替える「チェンジ」ができます。

モンスターは基本的に前衛を攻撃してくるので、体力が減った仲間を後衛に回して中衛だったキャラに攻撃を受けさせるといった戦法がとれます。

また、チェンジに関連する秘宝やカードもあり、戦術の幅が広くなっているのも魅力ですね。

このジャンル初見の人より、ローグライクカードゲームを多く遊んだ人の方がおもしろいと感じるかもしれません。


ダンジョンが10種×10の難易度&5つのテーマのデッキ×秘宝150種

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ストーリーの充実度、バトルの戦略性の高さときて、次にお伝えしたいのがボリューム感!

「デビラビローグ」には、ダンジョンが10種あり、それぞれに出現する敵の傾向が変わります。

マップの形状は入る度に変わり、一度クリアすると少し難しい難易度「カルマ」が追加され、何も設定しないノーマルを0としてカルマが1~9まであるので10段階の難易度で楽しめます。

1回ずつ挑戦して100回です。これはなかなか。

また、デッキについても戦法ががらりと変わるテーマが5種あり、それぞれに相性の良い秘宝を獲得しつつダンジョンを進んでいきます。

各テーマで出現する秘宝の傾向も変わりますが、全体で150種あり、カードなどと共に図鑑をコンプリートする楽しみがあります。


ゲームの根幹を変える「秘密のお部屋」

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これもストーリーRPGらしい機能なのですが、ダンジョンをクリアするとカードを入手するために必要な通貨「デビコイン」とともに「邪光石」と呼ばれる特殊な素材が手に入ります。

秘密のお部屋で邪光石を使うと、秘宝が出てくる宝箱の数を増やしたり、バトルで毎ターンチャージされるマナの最大値を4にしたりといった拡張を行えます。

クリア後の周回プレイ要素のような機能なんですが、それがローグライクカードゲームにうまく落とし込まれていました。

有料ですが、買って損はないオススメのゲームです!


記事の投稿スタンスについては以下にまとめています。


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