愛する作業

昨日、久しぶりに母から電話があった。

元気にしてるの?と聞かれて泣きそうになってしまうくらい、その時に一人で頑張ってしまっていたことに改めて気づく。

前に進めない苦しさみたいなものにぶち当たって、一人もがいていたけれど、そんな「できない」自分がゆるせなくて、そのことが一番苦しい。

だけど、正直に「できない」を母に言った。
もう隠せるような状態でもなかった。

そうしたら、「できない」私は
あっさりとゆるされた。

「あたなはよく頑張っているよ」

とまで言ってくれた。

親の愛は計り知れない。
私の想像の遥か上をいっていた。

どんなに頑張っていても、その自分を認められないで
こんなんじゃダメ、ぜんぜんだめ。と言っているのは私だけ。

昨日母が言ってくれた
「あなたはよく頑張っているよ」
を何回でも思い出そう。

うん、私はよく頑張ってる。

そんな出来事もあってか、少しずつ抜け出てる感がある。

というのも、ここ数日、愚直にグラウンディングすることをやり始めた。

めちゃくちゃ地味やけど、こんなに大事なことはないのかもしれないと改めて。

裸足で床を感じて少し腰を落とす。

頭のてっぺんから
自分の体に一つ一つ意識を向けて感じていく作業。

脳みそ、目、鼻、鼻の中、口、口の中、後頭部、首の前、後ろ、、、

もうね、これがね
何よりも自分への愛だね。

自分を愛するとかよく聞くワードだけど、
私含め、自分の愛し方がわからない人はこれをすれば良いと思う。

愛でしかない。

この地味な作業を何回か繰り返したところで、むくむくと身の回りを整えたくい衝動に駆られて、まずはぐちゃぐちゃだったテーブルをまず綺麗に何もない状態に片付けて拭いた。それから溜まっていた洗濯物を全部洗って綺麗にたたむ。置き去りにしていた大切なことがたくさんあったことに気づく。

自分へ自分の愛が向けられたら動き出す。

行き場を失くしていた愛が私の中にはいっぱい溜まってる。

愛そう。


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