独立して一番怖いのは、中途半端にお金が入ってくること!それを排除するための経営の考え方と実践について。

私がこのスパイラルに入りそうになったのが、昨年です。

お店、鮮魚店を立ち上げたので、現場の運営に集中せざるを得ませんでした。

先月、運よく月商1000万の商売が決まったので、このスパイラルから抜け出せそうです。あぶねーあぶねー。


独立して手元資金がなくなった、というなら、実はまだいいんです。

倒産して、2年間待って、また再起すればいいので。それまで草の根噛んでも生きてさえいれば、なんとでもなります。

家族も道連れですが、そういう時期があってもよし!と私は思っています。

実は、一番困るのが、

生きていくだけのお金は手に入ってきたけど、贅沢は無理だし、土日祝日もなく働かなくてはならない、という状態に事業がなってしまう事です。

これがジリ貧、貧乏暇なし状態。名付けて貧乏スパイラルです。

独立したものの、節約すれば生きていけるけど、贅沢は全く出来ない状態がつづくという貧乏スパイラルですけど、具体的にはこういうことです。

自分で現場をやってしまう→売上が思ったほど伸びない→給料が出ない→休みなく働く→時間がなくなる→新しいことができない→売上が伸びない→自分で現場をやってしまう→悪魔のループです。

これでも、月の給料が20-30万円ぐらい稼げてしまったら、困るんです。年収300万円前後、節約すれば、生きていけちゃうんですね。

そうなると、これをずーーーーーと繰り返していくんです。何十年も。

例えば、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、小さなコーヒーショップなど、小さな店で、まいにち、まいにち、働いている状態です。

僕の実家は、パンク修理屋でした。タイヤのパンク修理、交換。一家で経営。休みは日曜日のみ。でも大きく稼げない。まさにこの貧乏暇なし状態でした。

もちろん、それで満足している家族は問題ないでしょう。貧乏を楽しむこともできます。私はその点では、子供の時、一週間、ごはんと味噌汁しか出てこないことも、しょっちゅうあったのですが、特に気にしませんでした。貧乏を楽しめる体質です。

でも、

独立を志す人でお金いらない、という人、0でしょう。今以上のお金がほしくて独立するはずです。私もそうです。たくさんお金があると、できる事が増えていきますので、面白い事、この上ないでしょ。

私はバンコクまで来て、魚屋のおやじで終わるつもりは、まったくないんで、稼いで稼いで稼ぎまくる事が第一の目標なんですね。

で、貧乏スパイラルに陥りかけました。

同じような事をしないためにも、独立する時点で、この貧乏スパイラルを排除した方がいいでしょう。

いや、いいでしょうではなく、排除しなければなりません。物販や店舗などを経営するなら、自分が現場で働いていたらダメなんです。自分で失敗してよくわかりました。

では、どうすればいいのか、会社を経営するにあたって、抑えておかないといけないポイント、独立するにあたって、最初からイメージしておかないといけない事を、失敗した事も赤裸々に語りつつ、お伝えします。

有料です。こんな話はなかなか聞けないと思いますので。随時、加筆修正していきます。

事業を行うには、3種類の人を準備する必要があります。

その3種類の人とは。

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