魚屋の正面

会社を辞めて1年目に会社を2個。1個は日本に。2社目はいきなり海外に、そして2年目でまた2個、合計4社、会社を作ってみたんです。

独立してもうすぐ3年目になろうとしています。

前にいた会社は大手商社の子会社でした。待遇は全く悪くなく、子会社社員としての連帯感もあり、特にブラック企業というわけでもありませんでした。働いている人も、普通の会社みたいに嫌な人もいますが、だいたいほかとかわらないぐらいでしょう。いい人のほうがもちろん多いです。

ただ、学生時代から独立起業してみたいな、という気持ちが強く、思い切って独立。まずは日本でなんとなく株式会社を作りました。なんか体裁があったから、株式会社にしましたけど、今思えば株式会社にする必要なんか全然なかった。

大企業病ですな。

普通とは違うことしないとな、と思って、タイにも会社を作りました。

Nanayo Trade (Thailand)Co,.ltd

立派な株式会社です。海外で起業する場合は、外国人なんで絶対会社がいります。労働許可証が必要なんで、これは絶対必要ですね。

んで、10ヶ月で経営のど素人が2社も会社作って、バンコクで何をしているのかというと、お魚屋です。

え?タイのお魚を仕入れて売っているの?と思う方もいると思いますが、いやいや、日本から全部持ってきています。

下にしょぼい看板がありますが、そう、福岡から輸出してタイに持ってきています。そんな事が個人で出来るのか、というとやろうと思えば出来るんですねー。やったもん勝ちですよ。本当に。

んで、鮮魚の輸出はどうしているのか、というと、福岡長浜の魚市場の仲卸さんから直接購入しています。僕の会社が。僕の会社といっても、実際はだれもいません。全部ネットで発注、アウトソーシングで輸出しちゃっています。

その仕組みづくりはどうなっているかというと。

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