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福島に小旅行してきました

先日半年ぶりに三連休を取り、仙台を経由して福島に行ってきました。
コロナ禍前の2019年の秋に一度、友人を尋ねに福島には訪問しており、その時の印象がとても良かったので、今回は前回見れなかった磐梯吾妻スカイラインをメインに観光してきました。

今回は仙台に行きたい店があったので、一度仙台で降りてからの福島でしたが、距離的には盛岡から福島は255kmと思ったより遠くはないんですね。
初日は仙台で長居してしまったのもあり、福島市に到着したのが夜になってしまったのですが、予約していた宿が飯坂温泉の中にあり、それほど期待していた訳ではなかったのですが、これが個人的に素晴らしい宿でした。

残念ながら旅館の写真は撮っていなかったのですが、宿代は素泊まりで5900円だったかな。正直少し老朽はしていましたが、内装や豪華な露天風呂などは昔ながらの老舗旅館といった感じで、この雰囲気を味わえただけで「来てよかった!」と思いましたね。

さて2日目は、いよいよ朝から磐梯吾妻スカイラインへ。

旅館から磐梯吾妻スカイラインの頂上の浄土平までは1時間弱で行くことが出来て、距離感も絶妙でしたね。紅葉も程よい感じで頂上に近づいていくにつれ高揚感が徐々に増していきます。9時半頃浄土平に到着!

煙が上がっているのは一切経山という山だそう
浄土平メインの見所、吾妻小富士へ
なかなか日本では見られない景色ではないですかね
滑り落ちたらどうしよう、なんてことを考えながら
噴火口周辺も迫力ありますねえ。なかなか険しい道でした。
平日でしたが、観光客もそこそこいました。
人と比べると大きさが分かりますよね。
vansは失敗でした。

晴天にも恵まれ、雄大な景色を満喫することができました。吾妻小富士は実際に行ってみると予想以上に大きく、周辺を歩くだけで1時間近くかかりました。vansやconverseは絶対におすすめしないです 笑 これは初めて旅行に行った時に教訓にしたはずなのに・・

その後、猪苗代湖を経由して会津若松へ。中通りから会津地方へ向かうと、風景がぐっと変わります。福島市や郡山市などの中通りは東北と関東、北陸を繋ぐ交通の拠点であり、人の通りが活発で比較的現代的な街並みですが、会津地方は日本の原風景といった出立ちの街並みで、福島で観光と言えば一般的にはこの辺りをイメージする人が多いかと思います。大内宿や鶴ヶ城などが有名ですね。喜多方ラーメンで有名な喜多方市などもありますね。ラーメン食べれなかったけれど・・。

市内には歴史のありそうなお店がずらりと。会津塗りや会津木綿などの工芸品が多く、また名物料理も沢山あるんですよね。

今回食べたのはソースカツ丼。発祥のお店と言われる若松食堂さんでいただきました。素朴でほっとする味でとても美味しかった!店内は昔ながらの大衆食堂といった雰囲気で、旅行先でこのようなお店に入ると落ち着きますよね。高価なものも良いけどローカルなものほどリアルな地元の雰囲気を味わうことが出来るんだな。

最後に飯盛山のさざえ堂へ。

こちらのさざえ堂、外から見た時はそれほど大きな印象は感じなかったのだけど、中に入ってみるとなるほど、独特の仕組みの建物だなぁということを感じることができました。
二重螺旋構造というらしいですが、簡単に説明すると、反対回りの螺旋階段を二つ重ねて、各々の階段の始点と終点を繋げるようなイメージでしょうか。これによって「上りも下りも絶対に人とすれ違わない」という珍しい仕組みになっています。


夕暮れを最後に帰路へ向かう。無理をすればもっと回れたけど余裕を持って。福島は自然や文化が岩手と似ている。ただ、会津、中通り、浜通りで性質が異なるのが面白い。まだまだ見ていないものが沢山あるので、またいつか来たいな。

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