半沢直樹シリーズ

半沢直樹シリーズを全4冊読みました。

オレたちバブル入行組
オレたち花のバブル組
ロスジェネの逆襲
銀翼のイカロス
(著者 池井戸潤)

久しぶりの小説、会社への通勤時間でちょこちょこ読んでたので、通勤時間がワクワクでした。

なぜ今更読み始めたのかというと、4月から転職してたくさんの銀行のお客様とお話をする機会が増えたからです。そして仕事で、金融のここ30年の流れを知る必要があったからです。

私、バブル崩壊もその後の不良債権問題もニュースでもあまり覚えておらず、実感もなかったので、はてな?、という感じでした。(たぶん父は影響を受けて苦労してたはず、ごめん呑気で)半沢直樹もテレビを見ない子なので、「倍返しだ!」くらいしか知りませんでした。

そこで半沢直樹を読んで、銀行さんについて少しでも知ろうと思った、というのがきっかけです。

はじめの一冊目を読んだとき、…銀行の人、怖いっ…!って思いまして(お許しください)。でも実際仕事でお電話・直接お会いしてのやり取りをさせていただくと丁寧で大変謙虚な方が多くて。現場の営業部店の方は大変なのかもしれませんね。でも、銀行にどんどん親しみ愛着が出てきました。

半沢直樹、仕事忙しいのによく飲むなー、夜の21時から。そんなことを正直思いながら、どハマりしました。

最近思ってることは、金融業界であろうと他業界であろうと、課題も共通で、一歩踏み間違うと同じ景色なのだということ。
そして仕事の根本はどんな業務も人のためになっているのか、その軸がぶれてないのか、熱を持っているかということ、そして、情報戦だということ。

仕事も生きることも、とても面白いなぁと思います。仕事に重ねて拡大解釈ではありますが(苦笑)、半沢直樹シリーズ、オススメです!

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