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写らないところへのこだわり

扉の写真、またドロワーズの写真にしています。以前、お客様に私の作品を紹介したら、片っ端からスカート捲られてしまったので、ドロワーズ(昔のパンツ)はかせるようにした、の図。

そのお客様には、服をミシンで縫ってるか手縫いかまで聞かれました。こちらは半々で、どちらもあるのですが、手縫いを見て「良かったー、安心したわ」って言うんですね。それでちょっとうーんと思い、今回は全部ミシンで縫った(笑)

その方は初心者で、作品は上手くなりたいのに、どこかでつまづいているらしく、それが技術的コンプレックスになってるなぁ、という感じでした。

私がその問題に悩んでいたのはもうずいぶん前のことで、今は悩んだら展示会行って凄い方の作品を見ればいいとわかってる。
その方はそこにはじめて気づいたようで、今はじめて沢山の作家さんの作品を見た、ところでした。

近くに大御所作家さんがいたのでその方を託し、私はその場を離れたのですが、私は指導をしていないので、こういう対応はまだ下手だなぁと反省。

作家と名乗ってはいますが、指導をしない作家じゃ駄目なのかなぁ。

さてドロワーズに戻ります。
お洋服着せるのも一手間ですが、動物にドロワーズ穿かせるのが案外大変なのです。しっぽがあるからです。あとおしりが大きいので、前後差がすごい。四角く切って縫っただけではうまくはけません。

だから人形以外には穿かせていなかったのですが、あすこまでスカート捲られてしまったら、こちらも立場がないので…

作り方もずいぶん悩みに悩んで、やっと納得いく感じに出来ました。
あれこれ思う所はありましたが、スキルアップにはなったのかしら。
あとは男の子のズボンとかにも、いずれはトライしてみます。

※あみぐるみコレクション2021
現在札幌にて開催中。来年1月中旬まで札幌カナリヤさん。その後広島、オンライン会場になります。

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