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NPO法人Social Change Agencyの学習日記(1) SCAはこんな組織です!

NPO法人Social Change Agency(以下、長いのでSCA)でLearning Creatorをやっている齊藤直子です。Learning Creatorは私が勝手につけた肩書きで、「人事」の領域を担当している…?いわゆる人事で思い浮かべる「採用」「制度」「育成」「労務」…を担当しているかと言われるとそうでもあり、違うとも言えます。その辺りも今後書いていきたいのですが、とりあえずこの記事を書くのも、Learning Creatorの仕事の一環です。

このマガジンは
・SCAという組織について様々な方に知ってもらい、
・何ならSCAのファンになってもらったり、そうでなくても何かしらの学びのタネにしていただいて、
・望ましくはSCAが開催しているイベントやプログラムに参加してもらって、最終的にともに働くメンバーになってもらったりして、
・結果としてその過程で、様々な方から反応をもらって、SCAを進化させるタネを私がもらう
という非常に欲張りな目的をもって、書かれていく予定です。

この記事もそうですが、今後も「曖昧で」「言い切れない」ことがたくさんあります。というのも、SCAは「ソーシャルワークの領域で社会実験/実装をしていきたい」という思いを持ち、ゆえに「組織づくりも実験的でありたい」と思っています。みなさまには実験の過程をお見せすることになるので、ヤキモキすることもあるかと思うのですが、このnote自体も実験の過程の一つなので…あきらめていただけますと幸いです。

さてさて本題ですが、SCAがどんな組織かといいますと、もちろん団体のwebページなど持っているのですが、それを読んで「なるほど!」となる方は、あまりいないか…な…と思うので、私の言葉で説明をば。
SCAは、代表である横山をはじめ、ほとんどのメンバーがソーシャルワーカーという構成です。資格の有無は問わないのですが、結果的には社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を持っている人が多いですね。
コアメンバーは10人前後。「前後」という書き方でわかるように曖昧なのですが、これはメンバーの関わり方が様々で、SCAに所属するというよりは「プロジェクトにコミットする」ような参画方法が多いからです。とはいえ参画方法も曖昧で、プロジェクトを横断して価値を提供しているメンバーもいれば、明確にプロジェクトにコミットしている訳ではないけれど、SCAと外部人材をつなぐ価値を提供してくれているメンバーもいたりと、そんな感じで現状は成立しています。
この点は「結果としてそうなっている」ことでもあり、同時に「SCAというコミュニティを維持するために、戦略的にそうしている」ことでもあります。SCAでは以下のようなメンバーを受け入れる際の制約を設けています。そしてこれは実質的には、現状のSCAの唯一のルールです。
SCAを兼業/副業でできる人のみを、コアメンバーとして受け入れる
このルール、本音を言えば財務的に仕方なくやっている面もあるのですが、それ以上に「組織としての価値を高めてくれる」から設けています。何を隠そう、私自身は本業は企業勤めで、週1だけSCAに勤務しています(そしてSCA内で少数派の、非ソーシャルワーカーです)。
また社会実験という意味では、フリーランスのソーシャルワーカーを法人が束ねることで、本質的なソーシャルワークの展開可能性が広がるのではないかという仮説を、SCAが身をもって検証しているとも言えます。

この仮説についてご興味あれば、こちらの代表横山の記事、ご覧ください!

じゃあSCAは実際に何をしているのか。正直多くのプロジェクトが走っていて、何なら私、頭の中ではすべて把握しきれていない気もします(笑えない)。とはいえ、大きく分けると2つの切り口で、事業を展開しています。

(1) Social Change Agent養成プログラム
ソーシャルワーカーが、ミクロの個別支援だけでなく、社会へ働きかける機能(ソーシャルアクション)を研鑽する場が必要だという課題意識から始まったプログラム。今年度で3期目の実施となります。

詳しくはこちら!選抜制度がありまして、選抜希望者向けの事前説明会を2019年5月11日(土)から順次開催しています!

(2) 連携協働&コンサルティング事業
社会の中には、まだまだソーシャルワークが必要とされる組織やコミュニティがたくさんある、しかしその価値が認められ、届けられているかというと出来ていないのではないか?少なくとも私は、そのように感じています。
ソーシャルワークのエッセンスを様々な組織やコミュニティに、実装していくお手伝いをしております。

その他にも様々な事業、事業のタネを持っていますが、大枠はこのような感じです。今回はこの辺で!次回は、SCA内の定例会議体、通称エンパワメントミーティングをどのように運営しているかをご紹介する予定です。(変わるかも)

お読みいただきありがとうございました😊🙌