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子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。【その4 : いよいよ入院】

Max6回のリュープリン注射と術前検査を終え、自己血輸血の血をとって、子宮鏡下手術と腹腔鏡手術のための入院準備に取りかかります。

入院は12月下旬。雪がちらつくような寒い季節になりました。家から病院まで電車とバスを乗り継いで約2時間半。行きも帰りも一人で、病院へも家族には来てもらわないと決めていたので、足りない物がないように、また、快適に過ごせるように持ち物を考えました。

パジャマはかさばるので、レンタル。病院から必要な物リストをらもらったので、それ以外にあって良かった物は下記の通りです。

* ペットボトルやスマホが入るくらいの巾着袋+S字フック
スマホ用イヤホン
春先に着るパーカー+室内用首巻き
加湿できるもの+保湿剤
下着のボトムス
レッグウォーマー
味噌汁
素朴な味のお菓子
レターケース
手提げバッグ
ナプキン
腹巻
好きな飲み物


ハンガー
リストマフラー

○ ペットボトルやスマホが入るくらいの巾着袋+S字フック
巾着にペットボトルやスマホを入れて、ベッド横の柵にかけると、手術後、体を動かすと痛い時に自分で好きに水分補給ができたり、スマホが使えます。(ゴミ袋をかけることもできます)

○ スマホ用イヤホン
普段、イヤホンを使わないので、3coinsでワイヤレスイヤホンを550円で購入。磁石がついていて、左右がコードでつながっているので、紛失することなく使いやすかったです。

○ 春先に着るパーカー+室内用首巻き
病院は室温が24度くらいだったので、パジャマだけでは肌寒いです。寒さが苦手な方は厚手のはおる物が良いかも。
首巻きは長さが短く、ボタンで留めるタイプ。寝ながらしていても、絞まって苦しくなることはなかったです。

○ 加湿できるもの+保湿剤
とにかく室内は、驚くほどカラカラに乾燥しています。これは想定外だったので、濡れたタオルや洗濯した靴下を干してしのぎました。
顔はコットンで水パックし、オールインワンのクリーム。体はボディークリームをシャワーの後に毎回塗っていました。

○ 下着のボトムス
手術後は何となく肌が敏感になるような気がしたので、肌触りの良いfleepというブランドのボトムスを購入しました。こちらは大正解でした。ズボン下のスースーする感じがなく、心地良い。頑張った体を労れます。

○ レッグウォーマー
靴下が長めなら、なくても良いかもしれません。

○ 味噌汁
朝食の一番初めに食べていました。手術後なので体に良い物を入れたくて、有機栽培の大豆で作った豆腐とネギ、味噌のインスタント味噌汁。
身体が温まって、これも大正解!(共有スペースにお茶や水、お湯など自由に飲める機械がありました)

○ 素朴な味のお菓子
持ってきていたクッキーをあまり食べたいとは思わず、あっさりとした物が欲しいと感じました。
売店には、ほうじ茶プリンが売っていましたが、ちっとも食べたくなく、無糖ヨーグルトがあればいいのに、と思いました。

○ レターケース
細々した物がスッキリまとめられるので、あると便利です。

○ 手提げバッグ
シャワーを浴びる時にタオルや下着が入れられるバッグ。

○ ナプキン
腹腔鏡手術は退院まで毎日、適度に代えられる個数あると安心です。病院のしおりには2〜3枚と書いてありましたが、全く足りませんでした。量が多い訳ではなかったのですが、出血が続くので必要です(個人差あり)。
私の場合、手術後すぐは多い日用2〜3枚を使い、あとは普通の日用が10枚あれば良かったかと思いました(入院10日)。

○ 腹巻
日に日に傷の痛みは軽くなってきますが、歩くとどうしても響いて痛みました。看護師さんが教えてくれたのですが、軽いサポートタイプの腹巻があると支えられている感じがして良いそう。
私はボトムスと同じfleepの夏用コットン腹巻をしていました。振動による痛みは変わりませんが、ズボンのゴムが直接傷に触れるのを防げるので、これも良かったです。

○ 好きな飲み物
鉄分の吸収を阻害するコーヒーや紅茶は、貧血のためやめていて、いつも飲んでいるココアとあっさり味のミントティー(ノンカフェイン)を持って行きました。でも、術後はココアを受け付けず、ミントティーを少し飲みました。好きな飲み物があるとリラックスできます。

○ 水
500mlのペットボトルの水をたくさん飲みました。入院してから手術までに診察や前処置、点滴などがあるので、病室に入ったら先に何本か用意しておくと良いと思います。
私は5本用意して2日目には残り2本になっていました。

○ 枕
病院の枕が合わず肩がこったり、首が痛くなったりしたので使いませんでした。もし、持って行けるなら使い慣れた枕があると良いと思います。

○ ハンガー
洗濯した靴下やタオルが干せます(ベッド横の柵にかけていました)。

○ リストマフラー
手首を温めるマフラー。香川県の江本手袋さんが作っているリストマフラーは、薄手のウール100%。意外に温かいので、お気に入りで手放せなくなりました。

『子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。その5 : いよいよ手術』では、手術を終えるまでを書きます。

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