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4th新規によるテニミュ初見感想⑧全国氷帝編

4th新規によるテニミュ過去作感想、第8弾は全国氷帝です。1st円盤は〈青4 VS 氷帝A〉〈青5 VS 氷帝B〉〈東京凱旋〉の3パターンのうち、最も安価だった〈青4 VS 氷帝A〉を購入しました。が、購入後に〈青5 VS 氷帝B〉を買わなければいのべ(井上正大の跡部)が他では見られないことに気が付き後悔。
 
これまでの感想記事はこちらから↓


1st〈The Imperial Presence 氷帝 feat. 比嘉 Ver.青学4代目 VS 氷帝A〉

テニミュ史上初の海外公演を含む、全11か所を巡った大規模公演。当時のテニミュの勢いを感じさせるスケジュールです。

内容はほぼ原作通りの手堅い作り。4th関立で手塚国光九州編を見たばかりなので、ミユキが歌の一節で匂わされるだけなのが逆に新鮮でした。名曲と名高い「ヘビーレイン」は(1stだから当然ですが)古川不二の儚い歌声が一番似合ってる気がしました。5代目の橋本不二もウェットな声質しているから似合いそう。

くぼべは加藤・青木と同じ派手顔系の跡部ですが、どことなく人が良さそう。2ndまでの跡部がみんな180cm超えで派手顔が多かったのは、CV:諏訪部のギラギラしたイメージが強かったからなんでしょうか? 単に身長高いほうがステージ映えするから?


2nd〈全国大会 青学vs氷帝〉

2ndと3rdは氷帝・比嘉の卒業がフィーチャーされている印象。3rdの木手はお人好しな雰囲気がありましたが、2ndの木手もなかなか情に厚そう。でもメガネ置くのは3rdはやらなさそう。
 
7代目黄金は身長同じくらい(菊丸が高め?)だからかシンメ感強い。大石が菊丸のテンションに合わせようとして常にオーバーリアクションになっているのがちょっと面白い。氷帝は9人だと跡部がセンターになるから良い。当代忍足は"結構熱い人"度が高め。滝の「測るぞ!」のシーンが個人的にツボでそこだけ数日おきに見てます(笑)。


3rd〈全国大会 青学vs氷帝〉

開幕と閉幕に挟まる比嘉コント。中学生で賭けは良くないよ←それはそう。比嘉はどの代も結束力強そう。比嘉のキャラの種を持っている役者を集めると、団結志向のキャストが集まるのでしょうか?
 
当時賛否があったらしい「肌を指す嵐」は、"試合に関係ないキャラをイメージした歌唱シーン"を4thで見慣れていたおかげか、そんなに違和感ありませんでした。4thだったら試合中に挟んでた。

S1は3rdが一番好き。リョーマの復活がエモーショナル。みうべの「跪け」は上げて落とす感じが◎。ホムカミで生りょやべを見た直後に3rdを見たので(※)みうべの俺様っぷりをより強く感じました。
 
※3/24に行われたイベント『Homecoming Party』にて新/4th跡部役の高橋怜也さんが「跡部キングダム」を歌唱 厳密には跡部ではない

 

全体を通しての感想

本音を言うと、どのシーズンも他公演と比べてパンチ弱く感じました。「心を閉ざす」とか「なるべく早く試合を終わらせる」とか舞台映えしづらい戦法が多いからか、原作との差異がそれほど感じられなかったのが原因かもしれません。1stに関しては私が見たのが関氷キャストメインの氷帝Aだったので、新キャストメインの氷帝Bを見ていたらまた違った感想になったかもしれません。

そういった意味では、全氷こそ4thの新解釈が活かされそう。4thなら同調(シンクロ)や氷の世界の演出はさらに派手にやってくれる気がします。また試合以外の部分をしっかり描く傾向があるので、氷帝狂詩曲だけでだいぶ時間割けるのでは? でも氷帝のジレンマは六角で描写されていたし、九州編も関立でがっつりやっていたので、それらの扱いがどうなるのかまったく読めません。新たな名曲・名シーンの誕生に期待。

次回はついに全国立海! 20周年記念イヤーもフィナーレに向かってます。

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