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どこでスクショしても絵になる言語パズルゲーム Chants of Sennaar

何して生きてる?
言語パズルを解いた

画像は商品ページから。
この前やった『Chants of Sennaar』っていうゲームがとても良かったので感想。良かったです、っていう小学生みたいな文末めっちゃ使っちゃう。

とりあえず公式のトレーラーみてほしいhttps://m.youtube.com/watch?v=__hzPH3tcvA


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ざっくり紹介
言語解読と謎解きのパズルRPGという感じ。
バベルの塔をモチーフにした世界で、5つの言語を解読しそれぞれの民族をつなぐのが目的になります。

マップを探検しながら、会話や看板などから文字を収集&意味を類推して辞書を埋めていきます。色んな場所を調べたりアイテムを拾ったりしてパズルを解くと、次のステージに進むことができます。
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ビジュアルに惹かれ体験版をプレイし、配信スタートを待って購入しました。のんびりプレイで14時間。

ストーリーやパズルに加えて、ビジュアルがめっちゃ好みだったのでその話をします。


三人称視点で斜めに見下ろすかたちで、主人公を操作して探索します。

細い線にバケツ塗りしたような単色。それぞれのステージで3、4色でまとめられた色。

シンプルな作りの絵に見えて細かいところまで描いてああって、それぞれのステージにあった配色を持ってきているのがすごく良かったです。

例えば、温暖な砂漠っぽい街のステージは黄色ベースに落ち着いた赤、差し色にグレーがかった緑。逆に、無機質な軍事施設のようなステージは、青緑に紫、緊張感の演出で差し色の赤。

また、光の当て方の演出がとてもきれいで、よく見ると影がグラデーションになっていたりします。

色だけでなく構図も、画面遷移した時のカメラアングルがバシッと決まっています。毎回毎回絵になる構図になっていて、ゲーム進行上ただ通り過ぎるだけの通路であっても考えられているのを感じました。上からだったり、引きだったり、手前の柱を大きく入れることで奥行きとスケール感を出したり。

主人公の動きに合わせて動いたりするので、視点操作ができなくても「ここ見たいのに動かせない!」とはならなかったです。

このゲームではそれぞれのステージにそれぞれの民族がそれぞれの文字を使って暮らしています。

文字の形を含め各ステージによって、それぞれがそれぞれの文化を持っているのだと感じられる点も良かったです。

例えば砂漠っぽい街では石を彫ったのであろうレリーフがあったり、壺があったり。建物もやや装飾的で有機的な印象。軍事施設のようなステージでは直線的で歯車(のような役割のもの)や四角い明かりがぶら下がっていたりします。


言語解析も単調でなく色々な仕組みから意味が予測できていくのも良かったし、だんだんわかっていくこの世界のこと、最後の集大成や盛り上がり、終わりたくない〜〜と思いながら楽しくプレイしました。


Steamはわかんないんですけど、Switch版は体験版もあるので良ければどうぞ。

steam:
https://store.steampowered.com/app/1931770/Chants_of_Sennaar/

switch(体験版もある):
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000060399.html

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