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轟き鳴く烈風(かぜ)逆巻く波濤(なみ)心理に灯る細き光は 聳(そび)え立つ潮(うしお)に煽られ傾(かし)ぐほどに只(ただ)冴えて

>love solfege ft.真名辺あや - matricaria

(0:52)
転がる空き瓶 最後の一掬 透き通る眼差し
精神(こころ)ごと砕いて溶かしたピグメントは鮮やかに
見よ渇いた浮き世に枯れない花弁を描き出す一片
生まれゆく言葉が景色がエチュードを染め上げる

(1:20)
長い時化(しけ)の夜 燻(くゆ)るカミツレの香り
綴(つづ)る輪郭 歪ませ照らす万雷(ばんらい)
散じ貪(むさぼ)るままに 凪(な)ぐ暇(いとま)もなく

(1:42)
轟き鳴く烈風(かぜ) 逆巻く波濤(なみ)
心理に灯る細き光は
聳(そび)え立つ潮(うしお)に
煽られ傾(かし)ぐほどに 只(ただ)冴えて

(1:58)
畏(おそ)れ掻き抱き 慄(ふる)えながら
ときに流され ときに抗い
なおも行く帆船(ふね)にこそ北極星(Polaris)は天涯(てんがい)廻し
高く祟く呼ばわるのだろう

(2:33)
転がる銀刀 最後の一滴 研ぎ澄ます眼差し
精神’(こころ)ごと広げて並べたパレットは鮮やかに
見よ渇いた憂き世に涸れない思弁を問い質す一片(ひとひら)
消えてゆく言葉が 景色が タブローを染め上げる

(3:01)
長い朔(さく)の夜 揺らぐカミツレの香り
放つ玉石 毀(こぼ)れて寄せる断崖
飽かず待ち居るままに凪(な)ぐ時分を乞う
(3:36)
hail, the day will come. it's the day.
may the day come sometime
that all the creations should be blessed
just as they are.

(4:07)
轟き鳴く風聞 逆巻く人波
心理に灯る全(まった)き光は
濃く落ちる影をも 糧とし喰らうほどに只(ただ)燃ゆる
(4:22)
畏(おそ)れ掻き抱き 慄(ふる)えながら
ときに呑み込み ときに吼え立て
なおも行く帆船(ふね)にこそ北極星(Polaris)は黒雲払い
高く祟く呼ばわるのだろう



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