M3-2019春 終了と雑感
2019/04/28 M3-2019春 終了
新作 Grünemusik - NK32b "Horn and Xylophone" 半分くらい売れて、半分くらいは知人サークルと交換 いつものとおり
同人誌ならコピー誌程度、2曲合わせて7分くらいしかない 最近はおやすみミュージック イージーリスニング ミューザク的な内省的な曲ばかり作ってるような感じになってる 自分で聴き返してそれなりに聴ける(聴きたくないとは思わない)ものにはしているつもりだが
以前は、ある程度曲数が増えたら、プレスCDにしてアルバムにしていたけど、ここ数年はまとめられていない
M3知人も多いが、独り参加なので半分くらいしか回りきれなかった 入手品は次のとおり 帰宅して翌々日から仕事なのでまだチェックもできていない
ひとまず入手品のサークル名を挙げておくので興味ある向きは検索してみてください もちろんこれらがベストだということでもなく 逆に悪いということでもない たまたま自分の手持ち時間で今回入手できたセレクション
(上段)透明廻廊めぞん とおくできこえるデンシオン amorphous NoMode Flightrec What a Wonderful World(Hizuru) 村スタジオ(よんま) B.Rose & Crown (るじょう)
(下段)えびす食堂 UtAGe 田中サムシング ミミセレヴ(紙義行) HRK studio
会場は今回も人が多かった これだけ作品を発表したいという人がいて なかなか熱気に慣れない 自分で作品を発表するのと 他の作品に対峙して評価するのはどうも正反対なので 同時にうまくできない
アピールしようとするサークルや人たちは多くて、エネルギッシュで良いのだけど、そういうマーケットを見据えた作り方は 少なくとも音楽については自分はできなくなってしまった 時間もないし技術もかぎられているし
ではどうやって作るかというとけっきょく 箱庭音楽 プライベートな作品 自分で聴いて良いと思う音を記録してまとめてゆくことを主軸にして作るしかないような気がしている
同人音楽のシーンは消費がはげしい 作ったものはほとんど残らない 十年前にどんな曲をやっていたのか、ほとんどオーディエンスは記憶していない メロディが残ったり再アレンジされることもない 著作権管理などは個人レベルのものが多いのでもう少しそういうことがあっても良いと思うが
そういうわけでもないが 2007年に作ったこの曲(Feline Figures Dance In The Forest、「ねこのかげが森でおどる」)先日ライブでかけてみた コーラスはVOCALOIDではない ちょうど初音ミク発売される前後の時期 自分が初音ミクを入手したのは翌年だったはず ここでは Boss VT-1とDigitech VHM-5を組み合わせて自分でコーラスを入れている ギリシア民族音楽のような曲にしたせいか、十年以上経ってもそんなに聴いて辛くない メロディラインのモチーフは知人のバンド「わすれなぐさ」の曲から引用・変奏している フィドルやホーンはApplied Acosticsの物理モデリングソフトシンセを使用 物理モデリングソフトシンセは、大容量サンプルライブラリよりもクセがあっておもしろい Creative Commonsで公開しているので 動画はどこか別の人が作ったもの