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成人済みの子供が二人います。好奇心の赴くままに喋り散らかすのが趣味。

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マガジン

  • 形而「JOKER」学入門

    2019年10月に公開された映画「JOKER」は、公開後すぐに一部の人たちの間で、様々な解釈と物議を醸しました。 今回のマガジンは、その話題作「JOKER」の個人的な感想から始まり、息子への突撃感想インタビュー、さらにはツイキャスでの3時間におよぶ対談の文字起こしまでを完全収録。 記事の総数11本、そのうち有料記事8本をまとめてご覧いただけます。

最近の記事

島日記

島に来ると空を見ることが増える。雲の動きが関東の空より早く感じたり、色がキレイだったりして見飽きないのだな。 島に来ると「言葉」がいろいろと気になる。 「ようこそ」の表示が島ごとに違うから。 こちらの作品の作者さんから聞いた話では。 「生まれた西表島では祖母と一緒に山に入って木の名前を覚えた。その後石垣島で木工所に勤めたのだけど、方言が違うから木の名前がわからない。営林の役場に行って和名の本を借りてきて、和名を確認して、それからそれぞれの島方言での木の名前と紐付けしてい

    • 意図と特権

      久しぶりにTwitterの通知がすごいことになった。 というわけで、まとめたものをアップしておこうと思った。 ツイートの区切りで書いていくのと、最初から長文では文章の書き方が違うと思うし。まとめれば読みやすいか?ってそうでもないんだけど。 以降、まとめてくれた全文。多少改行を変えておく。 随分前に 「交通事故に遭って、大丈夫ですか?と声をかけてくれる人の中、無言で撮影してる人がいてひどいやつだと思った。だが警察が到着すると、その動画が証拠となってショックで記憶が曖昧になっ

      • 魂っていくつあると思います?

        おひさしぶりです。なんです。先日、私の推し「対話家」である嶋津さん@ShimaduDialogueとお話していただける機会を得ました!! 「対話家」はもちろんいつものように私が作った言葉です(^◇^) 作品を作る人は、作家。対話を作る人だから、対話家のイメージです。 #対話パーティ #ひとりパーティ Twitterから過去のアーカイブを聞けたり、こんな話をしてるんだなに触れられたりしますので、機会があったらぜひ!! いつものようにとっ散らかる私の話を、質問と相槌で「対話とし

        • BDWFをやりました!

          誕生日だったので、ずっとどっかでしゃべってる祭りを勝手に開催して、いろんな方にお付き合いしていただきました!!みなさま、ありがとうございました!! こちらの絵は、どんなかのさんにプレゼントで描いていただいたものです。昨年は私のTwitterのアイコンのパーントゥのお面、今年はキジムナー、それと私のイメージを足して描いてくださったそうです。一度も会ったことないし、私の顔も知らないままなのに、私をよく知る二人の子供から「雰囲気でてる!どうして似てるんだろう?」と感想が出ましてね

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        • 形而「JOKER」学入門
          11本
          ¥600

        記事

          顔 続き

          今回は、こちらの記事の続きとなっとります。 「なぜ、このカップルが結婚したらモラハラ夫婦になると予想されるのか?」 私が思った歌詞のポイントの一つは「うつむくだけの 何も言えない 私だから」なのです。 この歌詞の「私」は、自分のことを相手に何も言えていないのですね。で、その「理由」は、いくつか想像できます。意外なところで時代背景も一つ大きくあるのです。 1984年の日本には「それは気持ちの悪い、距離感がおかしい言動ですよ」を言い表す言葉がほとんどなかったですよ。 ス

          顔 続き

          まだ、モラハラやセクハラやジェンダー問題やストーカーやルッキズムやそういった言葉を私が知らなかった頃。一度聞くと忘れられなくなるような強烈な歌詞の歌があった。84年ポプコン優勝曲らしい。ガールズバンドの草分けとも。深夜ラジオでよく流れた曲。視聴は自己責任で、ぐらいの歌詞ですよ。 「顔」コンセントピックス 歌詞が集まるサイトはいくつもあるのに、歌詞だけのものがなかなかみつけられないぐらい、やっぱり強烈な歌詞だな。一度聞くとこれ「顔面差別の歌」?に聞こえるんだ。 だがしかし

          怖い?当たり前?「家族は自我の延長」について・1

          私は勝手にΩ団という活動をしているのだ。 Ωは「オメガ」と読みます。オメーが!とかかってるのです。 タイトルはこの記事からです。 この連載終わってから書こうと思って、ツイートにメモを書いたんだけどね。 このツイートは続くんだけど。その夜、私は夢を見た。この件について自分が思うことを書いてあるnoteを読むという夢を。夢なのに内容を割とはっきり覚えていたのだな。「家族は自我の延長」という言葉に対して、「自我」や「家族」の定義を解説し、自他境界の認識の発達段階を例示してい

          怖い?当たり前?「家族は自我の延長」について・1

          ガラスの仮面でイメージしてみる自他境界の話

          本当はこちらのまめさんとHOTASさんのキャスに参加する予定だったんですけど、諸事情で参加できず。録音を聞かせてもらって「私がいたら、こう説明した!」と地団駄したい気持ちになったので(^◇^)書きますね! HOTASさんの「ヘレン・ケラーは自閉症だった説」はガラスの仮面からのインスパイヤですの話を聞いて、驚いたの!私は息子を育てるのに育児書が少しも役に立たず(^◇^)参考書に使ったのがガラスの仮面だったので。 芝居としては「奇跡の人・ヘレン・ケラーとサリバン先生の話」と「

          ガラスの仮面でイメージしてみる自他境界の話

          バラバラ組合とΩ団の話・8(圧の話)

          自他境界に関する話は「バラバラ組合」と「Ω(オメガ)団」としてまとめてきまして。ひさしぶりの、アップです。連続ツイートに好評をいただいたので気を良くしまして(^◇^)まとめなおしてみます。「*」は補足説明となります。 4歳児ぐらいの、賢いタイプと「話し合いをする時のコツ」を教えましょう。 向き合ってはいけません。 こちらの表情の変化から最適解を導き出そうとします。 それは「自分の中の答え」と違ってしまう場合が多い。 抱っこするなら「外向き抱っこ」がオススメですよ。 私は目

          バラバラ組合とΩ団の話・8(圧の話)

          時間と人

          スまとめという、サービスを覚えた!以下、連続ツイートをまとめたもの。直したくなるけど(^◇^)今回はそのままで行く。 (編集追記・娘も息子も成人済み。イチマルは息子のネットネーム。いろいろあって、娘のおこめは、私を名前で呼ぶようになっている。) 昔、娘が小学生だった頃書いた作文は 「車椅子も手話も点字も、習った。手助けできることについて、習った。 学校にある支援級にいる子達については、習っていない。どう困るのか、どう手助けできるのか、教わっていない。」 との内容で。 中

          時間と人

          【連載】アーサー王かく語りき⑦ ゴッサムシティからの帰還

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          【連載】アーサー王かく語りき⑦ ゴッサムシティからの帰還

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          【連載】アーサー王かく語りき ⑥加虐の種を蒔いたその先に

          笑いが時に加害へと変わるとき、それは様々なトラブルを引き起こす。 人は何を笑うのか、人はなぜ笑うのか。 笑いを止めない道化師の二人は今回、はてさてどこへ向かうのでしょう。 おっとその前に。今回登場する「イチマル」を紹介しておきます。ま、なんの息子と同一人物なんですが、「息子」と呼ぶ時と「イチマルさん」と呼ぶ時には、意識的な違いがあります。息子という感覚と、しっかりした意見を述べる一人の友人の感覚があるのです。イチマルさんのJOKER感想インタビューの記事はこちら。 そ

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          【連載】アーサー王かく語りき ⑥加虐の種を蒔いたその先…

          バラバラ組合とΩ団の話・7(お皿の話)

          現在、連載中の「アーサー王かく語りき」は、しゃべり散らかしたものを文章化している作業なのです。すると、自分の中で言いたかったことが言えてたな、言えてないなが見えたりしますね。我ながらその繋がりの飛び加減もビックリで、よく通じたもんだといさけんさんの受け取り能力に感動したりする(^◇^)だけど、感じたこと考えたことを、人を相手に出してみたり出したものを眺めたりしたからこその、あれこれを実感してる今日この頃で。それやったから書けたなぁと思うのが、以下の連ツイです。「悪とは何か」関

          バラバラ組合とΩ団の話・7(お皿の話)

          【連載】アーサー王かく語りき ⑤そして道化師は不敵に笑う

          ジョーカーな二人は、弱者と強者の垣根を飄々と飛び越えて、まさに道化師のごとく天真爛漫に(あるいは傍若無人に)舞い踊る。 そして、一向に畳まれる気配のない大風呂敷を前に、さらに「涙と笑い」について話し始めます。 【註釈】 これまでも何度か引用されてきたニーチェ。その著書の中の言葉が、今回はさらにいくつか出てきます。それぞれの言葉についての詳しい解説は、こちらのサイトを見てくださいね。 いろんなコーナーがありますのでお楽しみください!!ワンダーランドの冒頭の文章は、なんが書

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          【連載】アーサー王かく語りき ⑤そして道化師は不敵に笑…

          【連載】アーサー王かく語りき ④あなたもジョーカーかもしれない(弱者と強者の輪舞曲)

          お金、性別、立場…様々な違いの中で、それぞれが背負うことになる「リスク」という十字架。 その「リスク」が人を、弱者と強者に分かつのか。 先の見えない旅の途中、二人に差した一筋の光はしかし、どうやらさらに別の何かを照らし出し始めたようです。 それでは今回も、旅の行く末を見守ってください。

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          【連載】アーサー王かく語りき ④あなたもジョーカーかも…

          【連載】アーサー王かく語りき③お金と弱者、あるいは男と女

          【前回までのふたり】 弱者とは何なのか、強者とは何なのか。 そして、二人がたどり着く「弱者と強者」とは!? 今回、話は意外な方向へと転がり出す! それでは、終わりの見えない長い旅の続きを… おっと、その前に!今回のお話にちらっと登場する方の紹介をさせてください! 宇樹義子さんです! こちらの本の発売記念宇樹先生インタビューのツイキャスはこちら!絶賛無料公開中です。音声のみで90分ありますが、こちらも濃ゆいお話を聞かせていただいております!本文中にも関連事項が出てまいり

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          【連載】アーサー王かく語りき③お金と弱者、あるいは男と…