見出し画像

ドラマチックに運命理論62『もらい泣き』

久しぶりの投稿です。
忙しさにかまけておりました。
でもそんな中でも『彼』のドラマと『あの子』のドラマは
いい感じに私を癒してくれます。
放送日もいいし。週末と週中。
これはまたいずれレポるとして。


今日は久しぶりに観劇をしてきたので
書き留めておこうと思います。

コロナで現場がなくなって1年半くらい経ちます。
配信ライブにもすっかり慣れ、
私のような地方民にとっては
有料であろうが(WOWOW)、
録画が出来なかろうが(TVer)、
日本全国どこにいても平等に見られることはありがたいです。

だけどね、生で、目の前で見るって、
違う。


今回私が観劇したのは
『空想科学劇 Kappa』
主演は少年忍者の織山尚大くん、青木滉平くんが共演しています。

場所は品川プリンスホテル・ステラボール。
品川駅から徒歩5分の、とてもアクセスのいい場所。
椅子がちょっといいパイプ椅子を並べたような感じで、
私は前から5列目だったのですが、
傾斜がなく、前に巨大な人がいたので
見えない所けっこうあり・・・残念。


お話としては・・・精神を病む人間が、
ひょんなことから河童の世界に迷い込み、
そこで3年過ごして帰ってきて・・・っていうストーリー。
河童の世界が先進的で、
それは倫理的にどうなの?って思うことも
説明されると理にかなっているという。
だから、河童の世界と人間界、どちらが正しいのかわからなくなってくる。
さすが、原作が芥川龍之介なだけあるね。


織山くんの表現力。
すごかった。
今持ってる彼の全てを出してるんだということが伝わってくる。

演じてる時の、無表情な顔と、無邪気な顔が、別人みたいで。

何かが起きたとき(物理的にでも精神的にでも)に、コンテンポラリーダンスで表現するんですが、
それが織山くんの得意とするところなのでとにかく素晴らしい。
本当に光に撃たれたような、
本当に壊れてしまったような、
本当に解放されたような・・・
そんな状態を体全体で表す。


そして青木くんは、
ジャニーズ以外の舞台は初めてとのこと。
でも人前で演技することや、
セットを動かすことなどは、
Jr.でやってるし大丈夫だろうと安心して見てた。

前評判としては青木くんは丁寧なお芝居をするとのことだったので、注目してた。

なるほど。確かに。

丁寧で確実。言われた通りに真面目にやってるのかな・・・あれ?どこかで聞いたことあるな・・・

『あの子』は青木くんが大好き。
数日前観劇していたそうで。
同じ日になれなかったかー・・・
まぁ、私はサマパラで会うからいいんだ。
(呼んでもらえるつもりでいる)


話を戻して。

カテコは3回。
東京千秋楽でしたので、
カテコの最後に挨拶をしました。

青木くんは号泣していて、
スタオベ見てから泣いてたんですけど
最初は「話せない」って遠慮してて、
でも立派に言葉を述べてました。
初めての外部舞台が不安だったこと。
織山くんや他の共演者さんにたくさん助けてもらったこと。
見に来てくれる方、ファンの皆さんのおかげでここまで来れたこと。
感謝してますって。


織山くんは、
この舞台は主演なので死ぬ気でやろうと思っていて、
本当に、死にたくなるほどだった。
舞台に立つのが毎日怖かった。
だけど、同期の青木くんや共演者のみなさん、ずーっと応援してくれてるファンの皆さんのおかげでやれた、と。
京都公演も頑張りますって。


織山くんも青木くんも泣いてたから、
私ももらい泣きしましたけど、
客席ほぼほぼ泣いてた。


共演の方が、少年忍者のクリアファイル持ち出してきたり、
織山くんの前の舞台のセリフを言ってみたり、
青木くんは見学に来ている人に因んだ曲をトランペットで演奏したり。
アドリブも色々とあったみたいで楽しい舞台でした。


セリフにもあったけど、
平和には倦怠がともなう。
現実の世界が、特に大きな被害もなく
それでもただ我慢だけさせられているような状態の中、
少しだけ現実を離れて
ファンタジーを見せてくれてありがたかった。


そして私は、こんな役を、
『彼』や『あの子』は出来るかな?とか考えてしまう。
『彼』は出来そうだ。
『あの子』は、どうかな?青木くんの役の方ならイメージ的に出来るかな?

いやいや、織山くんと青木くんがぴったりだ。


やっぱり目の前で見るって、心の動かされ方が違うな。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?