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1/23 雪が降りそう日は薪ストーブ

おはようございます。
しばらく焚かずにいたのですが、今朝は今にも雪が降りだしそうな冷え込みで、こんなときこそ薪ストーブ。
外に出ると北風が痛い。
デッキに積み上げている薪を室内に運び込みます。
焚き付けの木っ端にうまく火がつかず、ちょい焦る。
ここ数日の雨で湿気たのでしょう。
木っ端材を増量して、やっと火に勢いが出ました。

炎が踊る様子は生き物のよう

毎週1回、薪取会で作業してもらってくる薪たち。
一昨年、「軽トラ1台分3万円」で業者から買った薪とは明らかに違う。
売物の薪はスーパーの野菜と同じで、大きさが揃っていてキレイです。
かたや薪取会の薪は長さ、太さ、木の種類もバラバラ。虫食いや虫の卵が張り付いていたりもする。
これがいいんですよ。
取り澄ましたスーパーの野菜より、デコボコの産直野菜の方がワイルドで美味しいような氣がするのと似ています。
全部違うから、燃やし方に工夫が要るところもいい。違っているから、いろんなバリエーションを楽しめるともいえる。

思いがけなく薪ストーブのある暮らしになって、自然と接する機会が増えました。薪を買っていたら分からなかったことがたくさんあります。伐採した木を薪にする過程にさまざまな知恵がある。
現場では「この木は2年くらいさらす必要がある」とか、「これは割りやすい」とか、初心者からしたら「へぇ~」と思うような会話が飛び交います。
持った瞬間ずっしりと重い木、こんなの割るの大変だろうな、と思いきや、「こういう木はきれいにパッカーンと割れるんだよ」と教えられます。
意外に思うことがけっこう多い。

まずは、なんの木が分かるようなりたい。
そして、薪ストーブに適した木を選べるようになりたい。
まだ薪運びの段階ですが、いずれ薪割もできるようになれたらいいな。
チェインソウを扱うのは、今のところちょっと怖いので近づきません。
先日も先輩に言われました。
「とにかくケガをしないこと」
ホント、コレが最優先です。

猫たちも薪ストーブが好きです。
最初こそ、危なくないか、火傷をしないか、と考えましたが、まったく余計なおせっかいでした。
薪ストーブだと室内の静電氣が起こらない、乾燥しない。
薪ストーブの温もりを体験したら、エアコンの不自然さが氣にさわるようになる。このあたりのニュアンスを猫たちはちゃんとわかっているんですね。

薪ストーブの天板にケトルを置いて、湯を沸かす。お白湯が美味しい。
焼き芋や煮物もできる。
コーヒーも保温できる。
薪が自然鎮火していき、天板がだんだん冷めてくるとき、そこに手のひらを這わせると何とも言えぬよい心地がします。そのタイミングで、タオちゃんが天板で丸くなっていたことがあって「さすがやな」と感心しました。

薪ストーブを焚くと外出したくなくなります。
これも薪ストーブの効用でしょうね。
ワタシの場合、読書や「スーパーねこ友」編み作業がはかどります。
YouTubeやネットフリックスはあまり見なくなる。
炎が人工的なものを嫌うのでしょうか。
人類が洞窟に暮らしていたころを思い出すのでしょうか。

ファンで部屋の空氣をかき混ぜます。

ではでは、今日もご機嫌元氣な1日でありますように。
ありがとうございました。

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