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アジフライの聖地松浦・食べる/買う編

アジフライの誘い

九州食いしん坊倶楽部会長のサカグチからのお誘い。
「明後日、松浦にアジフライを食べに行きませんか?」
「行く、行く!」
さっそくYouTubeでアジフライ情報をかき集めるショロー。
松浦市、ワタシにとって、昨日までは聞いたこともなかった町。
どうやら市一丸となって、本氣でアジフライの聖地化に取り組んでいるらしい。

さて、梅雨とは思えぬ晴れっぷりの土曜の7:30。
「アジフライのためにおなかすかせてきました~」
と言うサカグチと「アジフライの聖地 松浦」に向けて出発、Go,Go!
松浦市までは我が家から車で1時間20分。
車中ではもっぱらアジフライ攻略作戦会議である。
なにしろ町中にアジフライの店が30店舗もあるのだ。

元寇の町でもある。
贅沢なつくりパンフレットが町中に置いてある

①道の駅 松浦海のふるさと館


産直ハンターでもある我々が、最初に立ち寄ったのは「道の駅 海のふるさと館」、揚げたてアジフライコーナーに直行すると、
「10:00からご提供」とのこと。まだ1時間以上ある、うむむ。


それでも糸島に移住してから初の長崎県の産直だ、見るものすべてが目新しい、うひょひょ。
あ、これはもしや青島のかまぼこ?
YouTubeでチェックしていた「地元のおばちゃんたちがその日捕れた魚でつくる青島かまばこ」、おおー、ここでお目にかかれるとはラッキー!
どれもこれもうまそうで、大いに悩む。

左からイトヨリ、エソ、骨と皮ごとのアジ

そして、長崎県はイリコ生産日本一なんだとか。
最近、マイブームの「イリコ酢」にドはまり中のワタシとしては、いっちょ買わねばなるまい~。
ちなみに「イリコ酢」、イリコを酢に浸しておくだけの簡単絶品おやつ。
新鮮なイリコと好みのお酢(うちは千鳥酢)だけ。

道の駅の建物のすぐ横が松林、その先に海というロケーション。
アジフライ待ちの間、散歩するには絶好の場所である。

透明な海、思わず泳ぎたくなる暑さ

10:00ちょい前にアジフライコーナーに行くと、黒山の人だかりで焦る。
お待ちかねは「アジフライ2尾300円」「アジフィレ6個300円」の2種類。
殺氣立つアジフライコーナー、しかしなんとか買えたよ、よかったよ。

カリッと、パリッと揚げたて、肉厚アジフライにかぶりつくふたり。

「来た甲斐があったねぇ」
「こんなアジフライは人生初!」
「フィレを買う人が多かったですね」
「見るからに旨そうで、この重量はお得感ビンビンやね」

今朝、カンパーニュに挟んでアジフィレサンドで食べた、うひゃひゃ。

②エンマキ直売所


続いて向かったのは、魚市場のそばに位置するエンマキ直売所だ。土曜日のみ開店の知る人ぞ知る冷凍アジフライのアウトレット。

プレハブの直売所はかなり小さいので、入店は1組ごと。
すでに「完売」しているものもあった。
サバ、アジ中心、破格の安さは直売所ならでは。

しばらくは魚を買いに行く必要がないくらい買い込んだ、ハハハ。
現在、我が家の冷凍庫はエンマキ水産部。
いやー、満足、満足。

③きらくのアジフライ定食&長崎ちゃんぽん

「11:00開店ですが、並ぶらしいので早めに行きましょう」
情報収集の鬼サカグチが言うので、「ハイハイ」と車を走らせる。
地元のおばちゃんグループ、常連さんたちの会話を小耳にはさみながら開店を待つ。
いざ、本日2度目のアジフライに挑まん。

アジフライ定食にはアジの刺身がついている
「きらく」オリジナルにらソース、最高!

「アジフライ、その店によって特色を打ち出していますね」
「アジフライ聖地化への意氣込みが半端ないね」
感心しつつ、定食とちゃんぽんを平らげ、次なる目的地へGo,Go!

④鷹島「三軒屋」の「魚島来めし」

棚田や神社編は後日アップするとして、旅の終盤、鷹島に渡って、〆の「魚島来(おとこ)めし」を目指す。

長崎は橋が多い。
海上食堂「三軒家」
新鮮な3種類以上の魚をゴマダレで、最後はお茶漬けにして食べるのが作法。
なにしろ船の上で食べるのが醍醐味。
長崎の海と空

アジフライの聖地・松浦はまだまだ面白そうなところがたくさんありそう。
土曜だというのに車も少なく、穴場である。
アジフライ2回目も楽しみなり。

「ハロー狛犬紀行」松浦編もお楽しみに~。

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