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1/22 図書館にて

おはようございます。
読みたい図書が見つかると、糸島図書館・二丈館にネットからリクエストします。「予約カート」というのがありまして、糸島図書館に蔵書がある場合に限りますが、すぐに借りなくても、ここにひとまず入れて置ける。
先日も『宮沢賢治の真実』から芋づる式に賢治関連の本を見つけまして、予約カートに入れました。

予約カートにたまっている本、しばらくすると、
はて、ワタシはこんな本読みたかったのか、と思うこともあったりします。
ですから勢いに任せて借りるのはそれはそれで必然なんですが、予約カート組レベルというのもあるんですね。どうしても今読まなければ氣が済まないレベルではないが、ちょっと氣になる。いったん予約カートに入れることで、「どぅどぅ」と氣を鎮める。

以前はそうした本をすべてネットで買っていたので、毎月軽く1万円以上図書購入費がかかっていた。年間12万円以上、今はこの分節約です。
今思うにネットで買った半分以上は「アレ、なんでこんな本買ったんだろう」という、本に対しても失礼な態度でした。読み方も雑だった。
振り返って、こころにゆとりがなかったのだと思いますし、今のような「どぅどぅ、おちつけじぶん」期間がなかったのもあります。

さて、糸島図書館サイトに戻ります。マイページの下方に「貸出期限が超過した本があります」とメッセージがありました。
ドキッ、中沢新一の本、返却せんといかんかった。
じゃ、図書館に行くついでに、予約カートの本を借りて来よ。
予約カートから5冊見繕って、「申し込み」ボタンを押します。

図書館では、まず本の返却を済ませ、館内をひとまわり。ふらふら、プラプラと書架を眺め、ピピピピと来る本を手に取る。
昨日は「佐野洋子対談集」がワタシを誘ってきました。佐野洋子、西原理恵子、リリー・フランキーというムサビ出身のお三方、これは面白そう。

佐野さんはリリーさんとの対談途中でお亡くなりになった。

案の定、帰宅後一氣読みし、「やっぱりサノヨウコはカッコイイ」と思ったことでした。特に2度目の結婚相手についての発言が興味深く、オトコとオンナではこうも見方が変わるのか~、と。2度目さんは、河合隼雄先生との対談も多い方で超有名人なため、ミーハーごころも満たされる本であります。それから、韓流もお好きだったサノさんが語るイ・ビョンホンの唇の薄い膜情報も変に印象に残った。今後間違いなく、イ・ビョンホンを見る目が変わるな。
佐野洋子の本はほとんど読んでいるつもりでしたが、やっぱり「つもり」でしかなかった。「分かる」はずないのが当たり前にせよ、それにしてもこれまでの読み方の浅さに驚愕する日曜の午後。
これもひとつの発見でした。

昨日は予約した5冊の他2冊合計7冊を持ち帰りました。

YouTube「山田五郎オトナの教養講座」をまとめた書籍

最近こればかり見ているYouTube「山田五郎のオトナの教養講座」。
実は山田五郎と同い年なんです。
見るたびワタシの教養が皆無に近いと思い知らされます。前のアシスタントの「ワダ」をまったく笑えないレベルです。
逆を言えば、教養がなくても生きていける。
でもあったほうがいいよね。

「教養を身につける」はもう遅いかもしれないけれど、なにはともあれ見ていて楽しい、これで十分。
世の中にはこういう物知りなヒトがいるんだなぁ、とあきれながら見ています。画家もひとりひとりがみんな変で、変なヒトがいっぱいいて、それらが絡み合い、ほぐれ合い、ひっちゃかめっちゃか具合いがまた面白い。
YouTubeと併せて、本も楽しみましょう。

今回借りた賢治本はムック系なのでサラッと読めます。根を詰めて読まなければならない本はないので返却も期限内に済ませそう。
返却期限がない図書館があったらなぁ。

図書館に行くと本の誘惑が多くて困ります。
なるべく見ないようにして、目が合っても振り切るようにしていますが、このくらいがいいのかもしれませんね。図書館に行っても読みたい本がなくなったら味氣ないでしょうから。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今週も目の前のことをひとつひとつ丁寧に、ご機嫌元氣に参りましょう。

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