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4/7 視界に入る景色は案外重要ではないか

おはようございます。
我が家の庭の先、ビニールハウスがなくなって春の草で覆われています。黄色やピンクの花が空き地を彩り、野趣あふれる光景。
トンビ、カラスが空を舞い、スズメ、サギ、カチガラス、ヒバリ、ヤマガラたちはわが庭にも飛んできてくれます。
福吉川沿いを散歩する人も見え、高速道路の向こうの山並みも見える。

こうした視界に入る景色、実は案外重要じゃないかと思っています。
東京千駄ヶ谷のマンションは3階で、窓いっぱいに桜の木が眺められました。家にいながらお花見ができる最高のロケーション、ガラス越しに野鳥観察もできましたから、猫たちも楽しかったろうと思います。
和歌山の猫楠舎からの景色はまず庭、その先に石垣。古民家のイメージと言えば、なんとなく山間の一軒家みたいなところがありますが、猫楠舎は集落の中にあったので、割と近くに隣家があったのです。
家から見える景色を上記の2軒と比べてみると、遠くを見渡せ、視野が広がったと言えます。

毎日、椅子に座ったり立ったりで窓の外を意味なく眺めている。ふと氣がつくと窓の外を眺めているんです。ただただぼーっと。
朝から夕方まで窓の外を眺めている時間を計測したら、2時間くらいありそう。
ちょっと遠くに山並みが見えるのがなんともいい。
これまでの住まいは視界がかなり接近していたことに氣づきました。
よく「視野が狭い」という言い方をしますが、視界が開けたところに住んでいるかどうかも少しは関係しているように思います。
「ウナギの寝床」のような左右の壁が圧迫してくるような住まいだと、底意地が悪くなると、とある風水設計士から聞いたことがあります。住まい自体は狭くても、窓の外に広々とした景色があるのは悪くないように思うのです。

海辺を歩いて遠くを眺めるのも同じでしょう。
「遠くを見る」ことの重要性はもっと語られてもいいんじゃないかしらん。
ずっとパソコンやスマホやら手元ばっかり見ていると、こころもからだも縮こまってしまうのでは。
どっちがいい悪いではなく、要はバランスのとり方ですね。

近くの草花の芽吹きと遠くの稜線や水平線。

あ、晴れてきました、日曜日らしい天氣になりそうです。
今日もご機嫌元氣な1日にしましょう。

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