ナントカ世代

ナントカ世代は、京都で活動する演劇企画です。 古典落語・4コマ漫画・近現代文学作品な…

ナントカ世代

ナントカ世代は、京都で活動する演劇企画です。 古典落語・4コマ漫画・近現代文学作品などの原作を採り上げて劇作を行う「原作シリーズ」の製作などをしています。 http://sedai.main.jp

最近の記事

戯曲『春の闇』(戯曲デジタルアーカイブで全文公開中)

※2024.01.05/戯曲デジタルアーカイブにおける戯曲公開に伴い修正 2020年に第7回せんだい短編戯曲賞 大賞を受賞しました北島淳の作品『春の闇』について、主に上演を検討される方に向けて概要情報をお知らせします。てっとり早く戯曲を読みたい方はコチラへ。 とき現代、またはそれに準ずる時間 ところ闇が覆う、少なくとも非常に光の少ない町 ひと・女1 ・女2 ・男1 ・男2 あらすじその町では「明かり」はとても貴重なものらしい。なぜなら、それがあるところは限られていて、

    • 戯曲『その十字路の先を右に曲がった。』(冒頭p8まで公開中)

      2020年に第3回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞しました北島淳の作品『その十字路の先を右に曲がった。』について、主に上演を検討される方に向けて概要情報をお知らせします。 とき現代、またはそれに準ずる時間 ところとおくに街を臨む丘、そこに立つ大きな農家 ひと・男 ・少年または少女 ・先生 ・女 ・子ども1 ・子ども2(以下、「女の子」とする。) ・農夫頭 ・女中 あらすじ街から離れた丘の上に建つ1件の農家。そこでは子どものいない夫婦が、引き取ったみなしごや昔からの使用人に

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        ナントカ世代リーディング公演『その十字路の先を右に曲がった。』公演写真とってだし

        • 【ご報告】第7回せんだい短編戯曲賞の大賞を受賞しました。

          ナントカ世代からご報告です。 既報のとおり、第7回せんだい短編戯曲賞の最終候補作にノミネートされていたナントカ世代の北島淳が執筆した戯曲『春の闇』ですが、この度、10月27日(火)に主催者である(公財)仙台市市民文化事業団及び仙台市から発表があり、同作が大賞を受賞することとなりました。(刈馬カオスさんの『異邦人の庭』と同時受賞) 詳しくは10-BOXホームページをご覧ください。 ノミネートの記事であらかた記載していますので作品の詳細はそちらに預けますが、受賞作『春の闇』は

        戯曲『春の闇』(戯曲デジタルアーカイブで全文公開中)

          『その十字路~』増席のお知らせ(20日(火)午前6時30分から受付)

          「10月25日(日)18時の回」以外はすべて予定枚数に達したため受付を終了していました、リーディング公演『その十字路の先を右に曲がった。』の増席対応のお知らせです。 ごくごく若干数だけ増席して対応いたします。10月18日(日)、会場の永運院において増席の可否を検討しました結果、ごくごく若干数だけですが、増席して対応させていただくこととしました。 受付は10月20日(火)午前6時30分から(先着順)予約の受付は、これまでと同様にPassMarketの該当ページからお申し込み

          『その十字路~』増席のお知らせ(20日(火)午前6時30分から受付)

          (興味のある方へ)『その十字路~』作品について(北島)

          来週24日(土)~25日(日)にリーディング公演という形でお届けする『その十字路の先を右に曲がった。』ですが、以前noteで詳しく報告したとおり、今年になって、この戯曲が第3回人間座「田畑実戯曲賞」をいただきました。(→ので、キャンセルになった公演の代わりにリーディングをすることになりました) 作品自体は2013年に書いて初演したものです。 今回、リーディング公演に向けて一部内容の書き換えや付け足しなどはしていますが、中身そのものは当時とほぼ変わりません。 初演当時は「政

          (興味のある方へ)『その十字路~』作品について(北島)

          『その十字路の先を右に曲がった。』増席の検討について

          10月24日(土)-25日(日)に永運院において上演を予定している標記リーディング公演ですが、初日の10日前の14日(水)時点で「10月25日(日)18時の回」以外はすべて予定枚数に達したため、受付を終了いたしました。 ※「10月25日(日)18時の回」は10月16日(金)現在、引き続き受付中です。ご予約はPassMarketから。 これもひとえに、ナントカ世代の人気ぶり、ではなく、感染症対策のために席同士を一定離すなどしていることと、そもそも劇場機構ではないお寺をお借りし

          『その十字路の先を右に曲がった。』増席の検討について

          『その十字路の先を右に曲がった。』会場・永運院での稽古風景

          京北町での公演を断念し、その代わりにリーディング公演を行うことになったのは既報のとおり。(各リンク記事参照) 10/24(土)-25(日)に上演を行いますが、予約開始から1週間、さっそくのお申込みをいただきありがとうございます。既に一部の日程で品薄となっていますが、引き続きご予約を承っていますのでお申し込みはチケットページへどうぞ。 会場・永運院この記事では、実際に会場で稽古をしている(←ありがたい!)画像で何となくの感じを紹介します。①普段は非公開のお寺の中で、②秋の庭を

          『その十字路の先を右に曲がった。』会場・永運院での稽古風景

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          『その十字路の先を右に曲がった。』リーディング公演会場までの道筋

          10/24(土)-25(日)に上演するリーディング公演『その十字路の先を右に曲がった。』会場・永運院。最寄りのバス停「岡崎道」からのルートを歩いてみました。参加メンバーも初めて会場に伺った際についでに撮影したものなので、手ブレはご容赦ください。

          『その十字路の先を右に曲がった。』リーディング公演会場までの道筋

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          リーディング公演『その十字路の先を右に曲がった。』をすることにしました。

          ナントカ世代の特設ページでも告知を始めましたが、『その十字路の先を右に曲がった。』をリーディングという形で上演する運びとなりました。 これは、先日お知らせしたとおり、やむを得ず中止した京北町での公演の代替として急遽企画したものです。 公演に関する詳細は特設ページに預け、このポストでは簡単に経過をお知らせします。と言っても、京北町の公演を中止することを発表したのが9月9日。そこから10日しか経過していないため、そんなに複雑な道程はありません。 まず、公演の中止が決まりました

          リーディング公演『その十字路の先を右に曲がった。』をすることにしました。

          【お知らせ】ナントカ世代in京北町「ジロー達も。」公演中止について

          ナントカ世代では、今秋(2020年10月)、京都市右京区京北町/いわゆる過疎地域に当たりますが、ここに存するギャラリーで新作の制作・上演を予定しておりました。 外形的には通常の公演と変わることなく、ただ一点「観客がいない」ことを前提に制作・上演し、その過程を奇貨とすることをねらいとしたもので、新型コロナウイルス感染症の流行により激変した環境を前にひねり出した企画でした。 一方で、企画を具体的に進める中で、限定されているとは言え、公演期間中は市街地から俳優や関係者が京北町に出

          【お知らせ】ナントカ世代in京北町「ジロー達も。」公演中止について

          【ご報告】第7回せんだい短編戯曲賞の最終候補作品に選出されました。

          いつもナントカ世代をご愛顧いただきありがとうございます。ご報告です。 (公財)仙台市市民文化事業団及び仙台市が2012年度から実施されています短編を対象としたユニークな戯曲賞「せんだい短編戯曲賞」(第7回)で、ナントカ世代で脚本・演出を務めている北島淳の戯曲『春の闇』が277篇の応募の中から最終候補作品に選出されました(最終候補作は11作品)。 ※2020.10.27に大賞作品が発表され、『春の闇』が大賞に選出されました。詳しいご報告はこちらをご覧ください。 詳しくは10-

          【ご報告】第7回せんだい短編戯曲賞の最終候補作品に選出されました。

          朗読劇『ミナモ世代』の稽古をしています。

          7月のナントカ世代は、近々発表したいひとつの企画の準備と、真田貴吉さんの実験企画である『ミナモ世代』(7/24-25)の稽古+制作作業をしています。 とはいっても、朗読劇自体は実はそんなに稽古日程がある訳ではありません。小屋入り(会場に入ること)前に設定されている稽古日は3日間、計12時間なので、あらかじめ細かめに作成した演出プランを俳優に落とし込み、照明プランナーともちょいちょい相談しながらやってみつつ、細かい部分を詰めたり調整したりする作業が主体となります。(現在、12

          朗読劇『ミナモ世代』の稽古をしています。

          【小ネタ】『ミナモ世代』抽選方法を解説

          (注意)小ネタです。 本日、都知事選の投票日だったわけですが、20時の投票締切を過ぎた瞬間からリアルタイム検索の上位に「不正選挙」という言葉が上位に張り付いています(23時現在)。 ナントカ世代が協力する『ミナモ世代』(朗読劇)でも、予約の申込みが多数となった場合には抽選を行うこととなります。これが「不正抽選だ!」と言われてナントカ世代に街宣車とかを回されても困ります。いや、来たら逆にテンション上がりますので、むしろ回してほしいですが。 は、さておき、『ミナモ世代』で申

          【小ネタ】『ミナモ世代』抽選方法を解説

          【お知らせ】第2回公演『ミナモ世代』が朗読劇になる企画のお知らせです。(ナントカ世代が協力しています)

          朗読劇『ミナモ世代』について(企画)詳細は、ナントカ世代のサイトの一部を間借りして作成している告知用ページでご確認ください。(ご予約などもこちらからお願いします。) 簡単に言うと、このコロナ禍の中で軒並み舞台公演が姿を消したことに伴い技術スタッフとして活躍の場を取り上げられてしまった形になる真田貴吉さん(←かれこれ12年ほどナントカ世代の昼と夜を司る神、つまり照明家)が、再開期に向けた実験として、照明デザインの観点から朗読劇へのアプローチを行う企画です。 つまり、照明家として

          【お知らせ】第2回公演『ミナモ世代』が朗読劇になる企画のお知らせです。(ナントカ世代が協力しています)

          【ご報告】『その十字路の先を右に曲がった。』(2013年上演)が第3回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞しました。

          ご報告です。 ナントカ世代が2013年に上演した北島淳の戯曲『その十字路の先を右に曲がった。』が、京都の劇団・人間座様が2017年度から実施されている第3回戯曲賞「田畑実戯曲賞」を受賞しました。同時に西マサト様の戯曲『まるだし純情フォークロア』も受賞されています。(2020.6.1現在はtwitterでの発表のみです。人間座公式HPでの正式な発表をお待ちください。) 日頃からナントカ世代をご愛顧いただいている皆様、公演に携わっていただいた関係者の方へご報告するとともに、あらた

          【ご報告】『その十字路の先を右に曲がった。』(2013年上演)が第3回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞しました。