韓国競馬開催トピックス_2023年7月1週
7月第1週のトピックスです。
ピックアップ対象・父日本調教馬産駒の中では父クリソライトのMY CENTER（牡2）が新馬戦（2戦目）を勝ち、クリソライト産駒として初めての勝利となりました。
日曜日に開催された釜山広域市長杯G2はRAON THE FIGHTER（牡5）が骨折離脱し、事実上TUHONUI BANSEOK（牡5）とWINNER'S MAN（牡5）の一騎討ちになりましたが実際この2頭でワンツーフィニッシュとなり、TUHONUI BANSEOKはグレード競走を連勝しました。なお、両馬にはコリアカップへの優先出走権が与えられました。
【本記事のピックアップ対象】
① 父日本調教馬産駒の成績（新馬・未勝利戦とクラス3以上）
*テスタマッタ産駒、フェデラリスト産駒
※産駒数が多いので対象を絞っていますが、下記②と同じレースに出る場合は対象とすることがあります。
② 父日本調教馬産駒の成績（可能な限り全レース）
アドマイヤドン産駒、イングランディーレ産駒、*エアシェイディ産駒、
*クリソライト産駒、サダムパテック産駒、ビワシンセイキ産駒、
マイネルセレクト産駒、*リミットレスビッド産駒 等
③ 重賞・リステッド競走の結果
④ その他特に目についたもの
日本からの輸入馬・持ち込み馬、母日本調教馬産駒など
売上・配当関連
2023年最高配当（記録更新無し）
単勝 146.7倍（3月12日 ソウル2R C6 3歳未勝利 ⑨）
複勝 30.4倍（3月10日 釜山慶南1R C6 3歳未勝利 ⑨）
馬連 767.9倍（3月10日 釜山慶南1R C6一般 ⑥－⑨）
馬単 1,682.6倍（3月12日 ソウル2R C6 3歳未勝利 ⑨→③）
ワイド 189.8倍（4月7日 釜山慶南7R C4一般 ③－⑤）
三連複 4,225.3倍（2月17日 釜山慶南3R C6一般 ⑥－⑩－⑪）
三連単 46,469.4倍（2月17日 釜山慶南3R C6一般 ⑩→⑪→⑥）
2023年最高売上レース（記録更新無し）
1位 50億9,340万7,500ウォン（1月15日 ソウル8R クラス5一般）
2位 50億6,558万1400ウォン（5月14日 ソウル11R クラス4一般）
3位 49億4,606万9,500ウォン（1月15日 ソウル11R クラス2一般）
以下、詳細な競走成績は下記リンク先（英語）よりご覧ください。
2023年6月30日（金）
釜山慶南2R クラス6 一般 1400m 11頭
7着 ②월드로열캣 (WORLD ROYAL CAT)（牝3、父フェデラリスト）
11着 ③함안백이산 (HAMAN BAEKISAN)（牡5、父エアシェイディ）
釜山慶南6R クラス4 一般 1800m 9頭
3着 ④다르마 (DARMA)（騙9、父マイネルセレクト）
2023年7月1日（土）
ソウル1R クラス6 2歳新馬 1000m 8頭
1着 ⑤마이센터 (MY CENTER)（牡2、父クリソライト）
ソウル2R クラス6 一般 1200m 11頭
9着 ④카지노스타 (CASINO STAR)（牝5、父カジノドライヴ）
2023年7月2日（日）
ソウル1R クラス6 2歳新馬 1000m 9頭
4着 ⑤스마트클레어 (SMART CLAIR)（牡2、父イングランディーレ）
釜山慶南6R 釜山広域市長杯G2（3歳以上）1800m 9頭
1着 ①투혼의반석 (TUHONUI BANSEOK)（牡5、父VERRAZANO）
2着 ④위너스맨 (WINNER'S MAN)（牡5、父MUSKET MAN）
3着 ⑧심장의고동 (SIMJANGUI GODONG)（牡7、父JIGEUM I SUNGAN）
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取消 ⑤라온더파이터 (RAON THE FIGHTER)（牡5、父BAYERN）
本命視されていたRAON THE FIGHTERが右前内側近位種子骨基底部骨折のため出走取消したため、事実上TUHONUI BANSEOKとWINNER'S MANの一騎討ちとなったこのレース、実際にこの2頭が先行しSIMJANGUI GODONGが追い掛ける展開となりました。
最後の直線に入ってWINNER'S MANが鋭い脚で一気に先頭に立ち、一時はTUHONUI BANSEOKに対し大きな差を付けましたがTUHONUI BANSEOKは残り100mから差し返し、5月のYTN杯G3に次ぐグレード競走連勝を飾りました。
なお、この1,2着馬はコリアカップの韓国代表馬に決まりました。
ソウル9R クラス3 一般 1800m 11頭
5着 ⑥원더풀데블 (WONDERFUL DEVIL)（牝5、父テスタマッタ）
今月の主要競走
7月9日（日）オーナーズカップG3（3歳以上、釜山慶南1600m）
2週前登録の時点ではグレード競走はおろかリステッド競走の勝ち馬もいない寂しいメンバー構成でしたが、1週前登録となって古豪문학치프 (MOONHAK CHIEF)（牡8、父PIONEER OF THE NILE）が追加登録してきました。同馬は2019年コリアカップG1、同年グランプリG1の勝ち馬ということで格上になりますが近走は力の衰えも見え隠れするだけに、もし出走が決まった際はここでの走りに注目です。（1週前登録 計16頭）
7月15日（土）京畿道知事杯G3（3歳国産牝、ソウル2000m）
3歳牝馬三冠・トリプルティアラシリーズ最終戦、二冠馬즐거운여정 (JEULGEOUNYEOJEONG)（父COLORS FLYING）に対し、過去2戦とも2着に敗れた라온포레스트 (RAON FOREST)（父HANSEN）やその僚馬にて前走はコリアンダービーG1に出走した라온자이언트 (RAON GIANT)（父MUSKET MAN）、そしてコリアンオークスG2 3着の원더풀슬루 (WONDERFUL SLEW)（父PURGE）をはじめとする12頭が三冠阻止に向けて対峙するという構図になっています。（2週前登録 計13頭）
7月22日（土）農林畜産食品部長官杯G2（3歳国産牡牝、ソウル2000m）
2023年大賞競走優勝馬／開催予定
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