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Green Talk 47 : 知ることと選ぶことの間にある一息

ここにも書いた通り、なにかを新しくする時に、可能な限りよりよい行動になればと考えることにしています。
衛生用品は特にそのサイクルが早く、考えることがよくあります。また、最近気付いたのですが、選ぼうと思えば選択肢が多い分野でもあると感じています。

今回は、トイレットペーパーを考えていました。

トイレットペーパーも色々と選択肢があります。
紙が再生紙かどうか、包装があるかないか、包装が紙かビニルか。この3つでも単純にみると、6パタンになります。実際はもう少し複雑だったりします。芯のありなしもありますね。

今、家にあるものは、ピュアパルプ100%と再生紙のものがあり、両方ともビニル包装です。芯はあります。
次をどうしようと言った時に、プラスチックフリーを実行されている方の投稿を見てみると、大箱の数十ロールで無包装で再生紙を共有くださっています。ですが、我が家のストレージを考えたら、など自分の生活と照らし合わせると、選ぶのを躊躇しておりました。少し”もやっ”とした感じです。

こういう時こそ、で、Bea Johnsonさん、Lauren Singerさんの言葉を見てみました。

Beaさんは、まず衛生用品についての簡単なガイドラインを書いてくださっています。
・先入観なく、すなおな気持ちを持つ
・具体的なニーズに応じて選択する
・買う時に「悪しき12の化学物質」が含まれていないか注意
・根気強く。体が慣れるのに少し時間がかかるものがあります
・楽しむ。うまくいかないことがあってもユーモアのセンスを忘れずに

Lauren Singerさんは多人数のいる世帯ではないとお見受けします。
業務用のような包装のない大きなボックスを選ぶという方法も挙げた上で。
こちらにあるように、彼女の場合は、トイレットペーパーは、たくさん入っている場所はいかず個包装のものを選ぶそう。包装は紙ベースで、包装かペーパーそのものが再生紙などの割合の多いもの、おっしゃっています。コンポストができる包装もあるとおもいますよとのことでした。


お二人のコメントを見て。
躊躇やもやっとした気持ちは、私の選択肢はどれだろう、という主語の”私”を、少し忘れていたのだと気づきました。
いいものはどうだろうという見方は知る時には大事ですが、選ぶ時にはやはり生活様式などがニーズとなった上で、”私”が心地よく継続してできるかで。

一息ついて、今までみてきた選択肢を、自分には、と見てみると。
私には、ローレンさんのような個包装があっているのかなとおもいます。

それから約2週間、時間があるときのほんの数分、近所やよくいく場所の薬局などに入って探していたのですが。今週、なんとなくみるトイレットペーパーの量が減ってきたように見え。昨日一昨日にはよくいくスーパーと薬局からはなくなっていました。

不安が増す情報があると思います。情報自体がどうかということや、どれを選ぶかはそれぞれご判断していただくものだと思います。
ただ、ちょっとここ最近は致し方なく多めです、過剰にそれを自分に取り込むと疲れてしまうことも出てくると思いますので。

・ある程度見たら、一旦見ないようにする
・好きなものを食べる
・体を休めてみる/寝てしまう
・体を少し動かしてみる
・深呼吸する
・本を読む
・好きな香りを嗅ぐ etc

なにか今の状況でできる、ご自分が落ち着く方法/一息を、1 or 2個あるか確認してみてください。そして実行されてください。

居心地の悪い選択肢を選ばないための一息。
それはどんな時にも使うことのできる自分にもどれる方法だと思います。