”ドラマを見ているテレビの電気が、
おばあちゃんが住む長野県の川から生まれた電気だったら。
SNSをしているスマホの電気が、
福島県の不幸につながる電気だったら。
毎日、自分を照らしてくれている照明の電気が、
大好きなあの人が作ったでんきだったら。

私たちの生活は、もっと楽しく、豊かになるのではないか。”

そんな想いをもとに、生産者がわかる、電力の小売サービス、みんな電力さんが、本日お誕生日だそうです。おめでとうございます。パチパチ。

Instagramのこのケーキ、ナイスセンスです。

私の周りでも選ぶ方が多い電力会社です。また、ふとしたきっかけ＝Instagramにいいね！をいただいて知りました。

家庭からの二酸化炭素排出量の燃料種別内訳（2017年JCCA全国地球温暖化防止推進センター調べ）の48.6パーセントは電気になります。
その電気を、お値段からだけではなくて、二酸化炭素排出量をだす、石炭・天然ガス・石油以外の構成での電力供給サービスを行われていたりしますので、電気をこまめに消す＝全体量を減らす、ということと同時に、電力会社と使う電気を選ぶ＝全体量のもととなる構成が変わることで全体量が減る、ということができるサービスを用意されていたりします。品質と安定性はもちろん同等だそうです。

残念ながら我が家は一括受電マンションのために選ぶことができないのですが、皆さんの選んだよストーリーを伺って、理由もすごく納得し、友人や自由に選べる家族などに、お勧めをしたりしています。

そんなみんな電力さんのお誕生日をお祝いし、契約をしていない（苦笑）私なりのみんな電力さんの楽しい見方を3つ、書いてみたいとおもいます。
（楽しい見方ってお役に立つかかりませんが...ははは）

1-1. 「顔の見える電力™」発電所一覧を、自分のゆかりのある土地でみてみよう！

みんな電力さんは、発電所を公開されています。その発電所は企業がされているところもあれば、みんな電力さんご自身がやられているものもあります。自分のゆかりのある土地や自分の気になる土地のものを選んでgoogle mapで検索するのが私のおすすめです。「ああ、あそこにあるんだ！！」「こんな大きな土地に！」などみると結構とワクワクします。

また、契約をすれば、お好きな発電所1カ所に、電気代から100円を「応援金」として寄付を選択することもできます。

また、実はよく見ると、株式会社KURKKUなど、音楽をされている小林武史さんが始められた木更津の耕す木更津農場にあったりと。
本当に関わる人の顔が本当に見える電力です。

1-2. 　顔の見える電力™」発電所一覧を、電力ごとに見てみよう
上と同じページでは、発電所の検索方法のタブで、電力で選べるようになっています。
太陽光、風力、地熱、水力、バイオマス、のカテゴリーがあり。最初の４つは想像が出来やすいのですが、”バイオマス”はすぐには想像できず。

ページには、以下のように書かれています。引用です。

「ウッドビレジ川場では地域の森から伐り出される間伐材を用いて発電を行います。この発電で利用される木質チップは全て地元の森林組合から供給される未利用間伐材のみです。使用される間伐材は約1ｔ/日。過剰に森林を伐採することなく、地元資源のみで持続的に発電を続けることができる規模です。」

実際に、ウッドビレジ川場を拝見したら、本当に粉々になっている木質チップで最後に発電をしているそう。そしてその発電を温室に利用し、いちご栽培もされていました。

2.  利用されている企業や団体からみてみよう

利用されている企業一覧も公開されています。
選んでいるアパレルブランドや(Patagonia)、わたしが小学生の頃いきたいと憧れた学校（自由の森学園）、あ！これは、とおもう企業さんのお名前が並んでいました。皆さんも１つか２つは見つかるかもしれません。

好きなものにストーリーがあってそのストーリーをもった企業や団体がまた想いを持って選ぶ電力、それは、たくさんの電力の選択肢の中から、より自分にフィットして好ましいものかもしれませんね。

3.　中にいる人の声を聞いてみよう
少し前から、みんな電力のInstagramは、#顔の見えるお手紙、というハッシュタグで、お客さまに送っているという「顔の見えるお手紙」＝社員さんの声の一部を公開されています。

利用者のコミュニティ があること。
「会える」「つながる」さらに「体験」が提供できること。
会社の印刷物など電気を利用していただいている方々に依頼していること。
電力だけではなく、素性の良い「タネ」と健康な「土」の事業があること。
太陽光パネルを「バーチャルに小売」する電力リゾートがあること。
お客様に地球に優しいでんきを選んでいただきたいという気持ちでいること。
電気を使う方の顔がわかることが発電側の方にも喜びになっていること。
電力をただ流れる使うものではなく、「ついつい見たくなる」ものにしていること。
「顔の見える関係」を大事にすること。

4月からこの連載を拝見していて、私も「電力リゾート」できるかもしれない！と、みんな電力さんとの関わり方があると知りました。
土や種の事業？私にはワクワクしかありません。

今回あげた、1、２、３は。
1.は発電をされている方。2.は、利用している団体・企業。3.は1と2を顔を見える形でつなぐ方、たちです。

ここ数年で、電力には色々な選択肢が増えました。
それは、色々な電力問題が発生した中で、センチメンタルな弱さとしてではなく、現実のドアを何らかの方法で開いて見せる鍵を作り、邁進しているみんな電力さんのような方々が増えてきたからだと心から思っています。

そして、それを選ぶ際に、顔が見えたら。
それらのことが、私とあなたのお話になりやすい。そう思っています。


”社会というと大きな得体の知れないもに思われますが、僕は私とあなたの関係だと思っています。先ずはそこから”。とは、クルミドコーヒー の影山さんがいつぞやのラジオでおっしゃった言葉。