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ロート製薬がすごい

コスメコンシェルジュのnaoです。
8月18日に都内で行われたロート製薬様の勉強会に参加できたので、皆様にシェアしたいと思います。


【製薬会社のスキンケア】

皆様が良くご存じのメラノCC肌ラボシリーズ、SKIOオバジなどもロート製薬様が出している人気スキンケアたちです。
私はメラノCCSKIOを使わせて頂いたことがあり、ビタミンCのような不安定な成分を効果的にスキンケアに盛り込めるメーカーさんだなという印象です。

製薬会社がスキンケアを研究するようになった経緯が知りたくて、ロート製薬様のHPから抜粋してご紹介します。
1899年(明治32年)2月22日、創業者、山田安民が資本金3000円で「信天堂 山田安民薬房」を創設、胃腸薬「胃活」を発売。それがロート製薬株式会社の始まりです。
1970年からメンソレータム社(米国)より商標専用使用権を取得。メンソレータムブランドを事業第三の柱にするべく外皮用剤分野へ進出すると共にグローバル企業への足掛かりとなりました。
2000年以降、「オバジ」、「肌研」などのスキンケアブランドが続々と発売され、ロート製薬はヘルス&ビューティーケアへと事業領域を拡大。

メンソレータムがアメリカの会社だったのを知らなかったのと、スキンケアの分野に力をいれ始めたのが2000年からで、オバジなどの人気商品が20年前位からあるのが意外でした。


【コスメシューティカル】

「コスメシューティカル」とは「機能性化粧品」ことです。cosmetic(化粧品)とpharmaceutical(医薬品)を組み合わせた造語で、「薬機法」で規定されているのは、「化粧品」と「医薬部外品」だけなので、機能性化粧品というカテゴリーはないそうです。
そのため、販売について明確なルールが無く、簡単に購入できてしまうことがあり、成分が強いものだと深刻な炎症や色素沈着になってしまうことがあるため、リテラシーを高めて、安全に機能性化粧品を利用しましょうというような勉強会でした。著名な皮膚科医の先生方がご自身の経験や患者さんの症例を見せていただいて、とても分かりやすくお話ししてくださいました。


【ハイドロキノンとアゼライン酸】

シミに悩む私はハイドロキノンを知ってましたが、簡単に取り扱えると思っていたし、アゼライン酸に関してはほとんど知識はありません。

はい、この時点でリテラシーが足りてないですよね。美容医療や皮膚科でちゃんと医師の方に診断していただき、安全に使用できるというような、効果はあるが副作用のある成分なんです。



①使用前の問診と使用テスト
②長期間の使用をせず、肌を休ませる期間を設ける。
③フォローアップが出来る状態にあること

上記3点が最低限必要だと先生方は仰ってました。
今回の、ロート製薬様のハイドロキノン、アゼライン酸配合のスキンケアは、オンラインでのみしか購入できないシリーズで、ちゃんとYESとNOで問診があり、注意喚起が出ます。ルールを守り使用してくださいと。
さらに、何かあった際の相談窓口も設けられており、安心して美容医療で処方していただくような成分が使える環境を整えて販売されています。

因みに、
◎ハイドロキノン→シミや肝斑
◎アゼライン酸→ニキビや毛穴

簡単に期待される効果をあげましたが、魅力的な効果ですよね。だから、怖いのもあります。
最近、バラエティーショップでハイドロキノン5%配合!とパッケージに印刷された美容液を目にしました。勉強会では、ハイドロキノンは市販されるものは、2~4%のものが望ましいとのこと、5%のものは問診も無く購入しては危険なのでは?と恐ろしくなりした。

【ユーザー側の選択】

昨今、美容の意識が高まり様々な情報がネットで手に入るため、個人の判断で間違えたやり方を取り入れてしまうことは多々あると思います。
実際、私も同じようなことがあり、大事にはなりせんでしたが、判断を間違えればより悪化していたかもしれません。
悩んだり、困ったことがあったら必ず専門家に判断を仰いだ方が良いです。特にコスメシューティカルのようなスキンケアを使用する場合、しっかりと注意事項をユーザー側が守らなければなりせん。
一人一人肌は違います。私も含め、賢くコスメを楽しみましょう。




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