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118.【HIPHOP・経験談①】第1話:FreestyleでRapをした時の地元きっかけの話し

【1.はじめに】

自己紹介でRapやってますって言った後に「Rapやってんの。じゃぁ即興でRapやってよぉ」って言うのは、その界隈の人に大変失礼なので気をつけましょう。

どうも、本日は流砕-Ryusai-でお送りします。

これね…本当にRapやってる人に対して非常に失礼だと思います。辞めましょう笑

あと、「俺もできるぜ、これが俺のラップだyoぉ」とかもです。こちら側は非常に寒いです、笑
(この返しは40〜50代に多いですね。)

言いたいこともわかるんです。
『それ言うぐらいだから、サービス精神旺盛に返して来てくれるんじゃないか?』的なね。

わかりますよ。言いたいことはわかります。

ただこれね、飲みの場とかでめちゃくちゃ多いんです。

これされると、相手のペースに持ってかれるのはもちろんですが、言われた相手が困ってしまったり、相手は何て言われたら嬉しいのかを考えて発言するといいのかなって思います。
(コミュニケーション、なんでもそうですね)

これ、例えばですよ。
サッカーやってる人と出会ったとしますよね。

「え!サッカーやってるの!!
 じゃぁ、ここでエアシュート打ってよ」
サッカープレイヤー相手に言葉のキラーパスを
してしまう非常にイタめなKYまっしぐらな人

…こうやって言われてるのと一緒ですから!笑

Rapperは、あなたの暇な時間潰しのオモチャではありません。
(稀に快くやってくださるサービス精神旺盛な人もいますけどね)

もし何かその界隈の人に対してなんて答えていいのかわからない!リアクションしてあげたい!
って思った時は…

『え!Rapやってるんですか。
 音源とかバトル出てたりします?
 よかったらリンクとかホームページ
 あれば教えてください』

これ聞いてあげるとHIPHOP界隈の方にとっても非常に嬉しいです。
これは僕が思う正しい回答というよりかは、言われて嬉しい回答です。

HIPHOP界隈のクラブに行った際に参考にしていただければと思います。

今回、RapのFreestyleを始めた経緯とか、バトルとライブの違いとかについてかければと思います。
何話かで区切って書こうと思いますので興味があれば是非。

【2. Freestyle(サイファー)に参加したきっかけの話】

※サイファー …縁になってスピーカーを囲んでHIPHOPのビートを流しながら即興でRapすること。

このFreestyleの出会いは、地元にいた中学の同級生のRapperとの出会いがきっかけです。

僕は絶対にやらないと思っていたFreestyleでしたが、やることになったのです。
どうしてそうなったのかは、この後に書いてありますが。

この時、再会したきっかけは、社会人1年目にリフォーム会社でメンタルがぶっ壊れた時の話しを以前したかと思います。

この時、自分が3ヶ月間仕事を休んでいていたんですが、気休めに地元のRapper仲間と飲みに行きました。
それが終わった後の2次会でサイファーやったことがきっかけでした。

僕のFreestyle(いわゆるサイファー)を体験した発起人になったのは間違いなく彼らです。

この中で、”Teezy”と"WV"と言う中学からの同級生がいて、宅録方法やMIX方法、レコーディングの仕方を彼らから真近で観て学びました。
どういった所にこだわってレコーディングしているのか。
どこを注意しながら機材に音を入れてmixしているのか。
見様見真似で彼らからスキルを盗み取りました。

まだ機材を持っていなかった自分に基準を示してくれた大事な時間でした。そして今となっては感謝です。
なんせ、この2人がいたお陰で彼の録音方法で今のレコーディングができていますから。

Teezyに関してはバスケを愛して止まないバスケマンかつStreet育ちな彼。
本当に地元でフリースタイルをやるとなった時、群を抜いてめちゃくちゃうまかったんです。
よくそんな言葉遊びができるなって。
すげぇなってリスペクトしていました。

彼は代々木公園でやっているB-BOY PARK2010年というMCバトルにも出場していました。
日本語Rapのあの伝説の祭典にもバトル枠で出ていた彼は、”菊丸”というRapperとバトルしていました。

またB-BOY PAR K2011には関西で活動しているKOPERUというMCとも代々木の野音でのバトルが動画として記録されていました。
(彼は今の梅田サイファーにも所属しています)

きっとyoutubeに、今でもどこかにあるんじゃないでしょうか。

それを知っていたので彼と初めて社会人になって飲んだ時その話しをして仲良くなりました。

「Tちゃん(当時の仮名称)って高校生の時、
 バトル出てたって聞いたよ。
 昔からRapやってたの?」
飲みの場でワクワクしながら聞いたので覚えてますね。

その会話から急激に仲良くなりました。

仕事を休んでいる時に宅禄のレコーディングをする時は、彼の自宅に呼んでくれました。

あれがなければ今の僕はいないかもしれません。
彼らに音楽人生での一歩目を歩み出せたんだと思います。

当時飲み明かしていたRap仲間は彼らだけに留まらず、"OG"というcrewを地元の友人6人ほどで組んでいました(音源作って身内で遊んでいた感じでしたね)

それは中学のバスケ部が大半でして、僕だけはテニス部(一人だけ小学生の幼馴染である野球部が居ました)
中学からバスケも好きだったので彼らともバスケを通じての関りがありました。

荻窪出身であるので"OG"IKUBOからこの2文字を取って呼んでいたみたいです。
よく友人宅にいき宅録していたりしていました。
ある日に、地元で酒を飲んだ帰り。

「流砕-Ryusai-、せっかくだし酒も飲んだから
 ほろ酔いでサイファーしようか!」
WVからの一言でした。

そう言って、みんなで地元の善福寺川沿いの橋あたりでよく酒を飲みながらFreestyleでサイファーする事になります。
初めはボイレコで声を録りながらゲラゲラ笑って上手い下手関係なしにサイファーをしていました。

【3.今の地元のメンツはそれぞれ違う方向で頑張ってる】

彼らは今どうなのかというと、そっちの世界でやるよりも会社員や他の趣味に没頭していたり結婚生活に集中しています。
イベントもちょいちょいやっていましたけども。

いずれかみんなが復活することがある時を、僕は密かに待っています。

また一緒に音源作ろう。

【4.つづき】

続きはまた後日に書くことにします。

では、また👋

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