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買ってよかったもの

  noteを始めてひと月半が過ぎ、目標は「続ける」なので雑多なネタを書き散らしているが、今日はネタがない。というわけでnoteの「お題」から探すことにしたところ、このタイトルにめぐり会った。

 ここで紹介したい「買ってよかったもの」はApple Pencilである。もともと私はアナログ人間だし、絵は鉛筆かペンで描くもの、と思っていたのだが、職場の若者がタブレットに何やら書き込みをしていることを発見し、「それ何?」と不躾に尋ねてみたところ、もちろんそれはApple Pencil であった。若者は資料をタブレットに写して読み込み、そこに直接書き込んでいるので紙などは使わないのである。素敵だ、と思った。そんな中、このコロナ禍である。何でもかんでもオンラインで、ということになり、遅まきながら私も世の中に追いつこうと色々奮闘した。その結果、実はこの手のことは決して苦手ではないということがわかった。(最近自覚したHSPの得意分野にITというのは入っていて、密かに納得した。)今では書類をスキャンまたは写真に撮る→「写真」の「共有アルバム」に入れる→必要とあらばApple Pencilで書き込み→保存、に加えて、「共有アルバム」に「絵」というのも作り、iPadPro にApple Pencil で落書き→「絵」に投稿→パソコンから呼び出して、パワーポイント資料に絵をつける(もちろん必要なイラストである)などということもできるようになった。(もともとそういうものを使いこなしていた人からすれば「アホらし」かもしれないが、アナログだと思っていた人間には大きな進歩なのである。)

 さらに素晴らしいのが、このApplePenの書き心地(描き心地)だ。若者が勧めてくれただけあって、画面を滑る感触がとてもいいし、線も気持ちよく引ける。これは楽しい。漫画家がみんなタブレットで絵を描いているのを見て、へえ!と思ったものだが、素人がこれだけ楽しいのだからプロはもっとスイスイなのだろう。さながら手書き原稿からワープロに移行したくらいのものかな、と推測している。そう言えば、『東京タラレバ娘』の東村アキコさんは、ずっと紙にペンで漫画を描き続けていたのだが、リモートワークのためにタブレットを使うようになった、ということでその模様がNHKで特集されていた。山崎マリさんがずっと前からタブレット、と言っていたのに比べるとやや遅い導入だったのかもしれない、などと余計なことも思うが、とにかく描き上がりが非常に早くなったそうだ。今はまだ基本的な操作しか会得していないが、そのうち色んな絵を描いてみたい。どんな絵もそのままパソコンに読み込めるのだから、これはとにかく便利である。(と言いながら、なぜ「お掃除する人」を描いたのか、と思われるかもしれないが、それについてはとにかく「仕事で必要なんです」とだけ答えておく。)

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