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嫌味を言うことで人をキレさせ、支配する人について

 ネガティブな内容だけれど、気持ちの整理のために書いておく。母のことである。この人は、自分の思い通りに人が動かないと、嫌味を言う。そして、それによって人をブチギレさせて、思うように動かすのだ。つまり、嫌味による支配である。そして人がブチギレると、「ほらヒステリー」だの「ほら〇〇○○」(←放送禁止用語)を言う。思うに、私がブチギレたあと「ごじゃごじゃ言われるの、鬱陶しいからやったるわ!!」の性格だったことが、この手法を増長させたのだ。馬耳東風の人間ならよかったと思う。

 もう一つ、この人は常に人を馬鹿にする。私が修行しているOリングも、鼻で笑って全く信じてはいない。別に信じてもらおうとは思わないのでそこはどうでもいいのだが、人が何かすることを鼻で笑うというのは、誰がなんと言おうとよろしくない。考えてみれば、私の「バカにされキャラ」はこの人が作ったと思う。

 うちの家庭は、絵に描いたような幸せな家庭というわけではなく、金銭的な問題が常につきまとっていた。そこを解消したのは一応母ということになっている。だから「母はエラい」と思い込まされていたのだが、子どもの頃から「この扱いどうなん?」「この言い方どうなん?」ということは、ずっと感じていたように思う。(そしてこの矛先は常に私にだけ向けられ、妹はあまり何も言われていなかった。)最近、ふとしたことで、母のこの毒性格が妹と姪に露呈し、「お姉ちゃん大変やったね」と初めて言われた。そのことで私の魂は救われた。それまで、妹はこの辺りを全く理解しておらず、母の言うことを信じていたらしい(何を言われていたのやら、考えるだけでも恐ろしい)。今は「絶賛嫌味言われ中」とLINEするだけで、一応共感は得られるようになった。ありがたいことである。そして私は、嫌味や冷笑を食らわすことなく、穏やかに人と接することの大切さを学んだので、このことはこれでチャラ、ということにしたい。

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