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Dのスタンダード漂流記


コラボカードは勝たなきゃもらえぬ!

先日、カウボーイビバップのOP風サンダージャンクションの動画が発表された。
うん、世代的にぶっ刺さりなワケで。
ついでのように8月の「スタンダードショーダウン」のプロモカードが発表された。
動画を切り抜いたイラストのカードである。
いつものパターンなら「参加してじゃんけん」なのだが・・・。

どうやらショーダウンイベントは「全勝者」に配るらしい。
そうなると普段の様に「面白デッキで参加して楽しむ」では済まないワケだ。
キチンとした環境デッキを組まなきゃ勝てない。
もし、デッキが完成しても環境を知り対策を取り、更には自身のプレイスキルも上げねばならない。

競技イベントではないが、どうやら真剣にMTGに向き合わなくてはならない時の様だ。

デッキ選択をする

まず環境がわからない。
どんなデッキが流行りどころか、どんなカードが使われているかすらわからないのだ。
そう、スタンダードという海で板に捕まって漂流しているトコからスタートなのだ。
ハードモード過ぎるだろ!!

とりあえず、晴れる屋さんのデッキ検索で勝率が高いデッキを見ていく・・・。

まったくわからん!!

赤単ってのは解りやすいが3-0取るには脆弱な気がする。
当たりが悪けりゃどうしようもないデッキは選択したくない。
どんな相手でも有利不利が少なくて、明確な弱点の無いデッキを探す。

・・・・・そうだ。
オレはそういうデッキをひとつ知っている。
フォーマットこそ違えど「URデルバー」ってデッキは弱点が少なく軌道修正もしやすかった。
そういうデッキをスタンダードでもやればいいのか。

イゼット果敢ではない。
イゼットチキンなのだ。

まぁ、実は色々と試行錯誤した最終系である。
青のカウンター要素を全て排除してある。
最初はカウンターと火力、軽量でスタッツの良いクリーチャーで組んだのだが、除去が多すぎる環境で数枚のカウンターで守り続けるのは無理と分かったので瞬間最大火力に振り切ってやった。
ワンパン通せば勝ち!ドレッドノート魂である。
普段からの経験がモノをいったな。勝たなきゃいけないは何処へ??

まわしてみよう!!

一人で回したって意味が無い。
んじゃ、大会出るか!
って、大会出たら顔メタされちゃう。
ワシはどうしても勝ちたいのだ。なるべく楽に

でも練習したいし、実戦に勝る練習などあるはずもない。
あぁ!アリーナあんじゃん。

久々にアリーナを起動してみた。
ワイルドカードはたくさんある。
あれよ、あれよとデッキは完成してしまった。

こんな駄文を書く前に実は200戦近く試している。
もはやレガシーの牛より回しているかもしれない。
そんな中で試行錯誤したのが上記のデッキなのだ。
正直、帳簿裂きが怪しい。
かなり怪しい。近々抜けていくのかも知れない。

??

賢明な読者なら、スタンメインの人なら、何なら正常な思考の人なら
「最初に外すのオオミチバシリだろ!!」
と思うかも知れない。
だいたい「プロテクション(コヨーテ)」ってなんじゃ??
速攻を持たないクリーチャーではブロックできない??3マナ起動で??
ぶっちゃけ弱い。
それでも採用しているのは「速攻」が付いているから


救世主現る

「すべてのクリーチャーに果敢とトランプルを与える」
と書いてある。
・・・・・書いてある!!
タフネスが上がらないのは諦めるしかねぇけど、ほぼ果敢なのだ。
コイツの存在があるから、速攻の変な鳥でも鉄砲玉として相手にぶち込めば良いだけなのだ。
しかもトランプルまで頂けてるので貫通弾である。
良いシナジーなのは間違いない。
ライバルコヨーテの方が強そうなことには目をつぶる。

ってなワケでGWは実戦編に突入するぞ!

そんなこんなでデッキは完成、アリーナで試運転もした。
当然、次のステップに進む必要がある。
紙での実戦だ。

ちょうど、今年のGWは筆者も連休が取れた。取れてしまった。
様々なお店でスタンの大会があるようなので武者修行に行く予定。
環境を見極めて、サイドボードも万全に仕上げなくてはならないしね。

今日からやるぜ!!