2019.12.31「2019年」

お手軽なSNSの投稿に安住していたらダメだと急いでパソコンを開いた。今年を簡単に振り返る。

年明け最初のニュースといえば妻の妊娠がわかったことだ。京都に帰省中の妻からの電話で知らされ、驚いた。そして喜びでスマホを持つ手が震えた。と同時に今までとは全く違った不安感が芽生えたことも覚えている。3人目。経済的な問題はもちろん、単純にマンパワーが足りないということは2人の育児経験からわかりきっていたので、どう乗り切るかについて想像を巡らす夜が続いた。

8月。お腹の子に異常がわかり、予定より一ヶ月早く出産の段取りに入った。1度京都の病院に行ったが、スケジュール通りには進まず、結局2度京都に足を運ぶことになった。25日、次男が生まれた。

彼の身体の中に難病があるとわかるまでには、数週間の時間を要した。結局医者も原因がよくわからないとのことで今までに2度の入退院と3度の手術を繰り返している。そのあたりのことは日記に書くつもりだったが、面会で子どもの顔を見て、筆が止まってしまった。端的に言えば覚悟が足りなかった。どう向き合い、どんなつもりで書いていくのか。それを決めずに書き進めることが出来なかった。

4ヶ月がたった今、無事退院し、今のところ彼は順調に成長している。意外なことに日記は多くの方に読んで頂いていたようで、多くの応援の声をかけていただいた。徐々に再開できればと思っている。

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仕事でも変化があった一年だった。なんといっても出版社を始めたことだ。MATSUOKA!、まだの人は年の瀬にぜひ。

子どもが生まれるとわかる前に動き始めたので、結果的にかなり大胆に攻めた1年になった。並行してウェブや雑誌での仕事も。特にBAUSは年間を通じてたくさんの機会をいただきました。ありがとうございます。

来年は早々に数ヶ月に渡った仕事のリリースがあります。そして。弊社2冊目の出版物となる雑誌が発売になります。その他の仕事も含め年末年始返上で進行中です。

仕事に、家庭に、今まで以上に真摯に向き合っていく2020年にしていきます。みなさま、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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