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伊達巻の日:5/24のコラム

厚焼き卵などの寿司具を製造する千日総本社が制定。伊達巻の名前の由来という説のある伊達政宗の忌日(旧暦5月24日)。

伊達巻というのは、お正月のお節料理に入っている黄色いくるくる巻いてあるやつ。
小さい頃から、お節料理に入っているのは分かっていたが、あまり好きな感じではなかった。ほのかに甘い感じだし、ふにゃふにゃと歯ごたえもない。

今から10年ほど前だろうか、叔母とお茶を飲みながら話していたときだ。
「私、伊達巻好きでなぁ。醤油付けて食べたら美味しいし、いつも自分のために買ってるねん」
普段から、よく購入して食べるというのだ。
ちょっと驚いた。

叔母が言うのならと思い、私も購入してみて、食べてみた。
買ってきた伊達巻を1センチぐらいの厚さに切る。
小皿にお醤油を入れて、ちょこっと付けて口に入れる。
あら、なかなか美味しいかも。

味覚というのは、案外簡単に気持ちで変わるものなのかもと思った。
そうならば、好き嫌いというのも気持ちで随分と変わるものなのかもしれない。

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