岩崎尚美

雑多タイプの物書き、宮城県仙台市在住のフリーライターです。noteには日々のあれこれを…

岩崎尚美

雑多タイプの物書き、宮城県仙台市在住のフリーライターです。noteには日々のあれこれを徒然なるままに書いています。

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    さとゆみビジネスライティングゼミ3期火曜有志メンバーによる延長戦のnoteたち

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    日記です。

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    おおっぴらには言えないことをそっとつぶやく、日記的な場所。たまに毒々しい本音が混じるかも。有益な情報は含まれません。

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    考えたことなどを、適当にぽいぽいしてます。不定期更新。

最近の記事

レコードからタブレットへ。受け継がれるクリスマスの過ごし方

赤いレコードプレーヤーから流れる、軽快なクリスマスソング。部屋の片隅でチカチカ光る、自分の背丈より少し低いクリスマスツリー。12月25日が近づくと、それらはいつの間にか用意される。幼稚園児だったわたしは、いつもそれらの登場に胸を躍らせた。 わたしに残っている、いくつかの幸せな幼少期の記憶のうちの一つだ。 小学生になると、わたしの家庭は歪に形を変えてしまう。そこからは、嫌な記憶がぐんと増える。だからこそ、わたしはあの、小さな頃のぼんやりとしたあたたかな記憶を大切にしている。

    • バスに揺られて元気を取り戻した話(41/100日)

      ここ数日、とんでもなく無気力状態に陥っていて、ほとほと困っていた。手元にある仕事を、なんとかこなすだけで精一杯。ほかにはなにも考えられない、考えたくない。許されるならニートになりたい。あ、専業主婦でもいいです。そんな感じ。 なにが原因だったのかは、わからない。遅れたきた五月病かもしれないし、違うかもしれない。今も全快したとはいえないかもしれないが、多少マシになったので、こうしてnoteなんぞを書いている。 昨日、いや今朝まではずっとこんな調子だった。調子が戻ってきたと感じ

      • タロット占いとコーチングの共通点(40/100日)

        まったく予想していなかったタイミングで、タロット占いにのめり込んだ。いや、厳密に言えば、もともと占いは好きなタチだったので、そこまで意外というほどでもないのかもしれない。でも、本当に自分でもびっくりするくらいに突然に、ドハマリしてしまった。 きっかけは、YouTubeでタロット占いの動画を見たこと。数枚のカードを動画の冒頭に出し、視聴者に好きな1枚を選んでもらう。そして、後に続く動画でそれぞれの結果を伝えていく、というのが主な内容だ。占いといえば「占いの館」といった類の対面

        • 映画館でほんのひととき、デジタルデトックス(39/100日)

          ねだられるまま、子ども2人分のポップコーンとジュースを買う。トレイに乗せてもらい、それを持ってシアターへ。座席へと続く道は照明が落とされ、暗い。ほのかな明かりを頼りに、手元のチケットと照らし合わせながら座席を探す。 あった。 この奥だから、まっすぐ進んで。と子どもたちに声をかけ、座席と座席の間の細い通路をそろりそろりと歩き、席につく。持っていたトレイを座席にセットして、ようやくひと息ついた。 忘れないうちに、とスマホの電源を切る。昔の携帯電話は、「サイレント」にすれば携

        レコードからタブレットへ。受け継がれるクリスマスの過ごし方

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        記事

          やりたかったことがやれるようになる!モーニングページとアーティストデートのお話(38/100日目)

          少し前、岡田斗司夫さんのYouTubeにハマってよく見ていた。その中で、「これは実践してみよう!」と思った話をされている回のご紹介。 ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の中から、「モーニングページ」と「アーティストデート」について紹介している。 モーニングページとは まず、A4のノートを用意する。朝起きてすぐにそのノートに3ページ、なんでもいいから文字を書く。めちゃめちゃざっくり説明すると、これがモーニングページだ。 ポイントは、必ずノー

          やりたかったことがやれるようになる!モーニングページとアーティストデートのお話(38/100日目)

          「機は熟した」40代(37/100日目)

          YouTubeを見ていたら、あっちゃんの動画がおすすめにあがっていた。著書の紹介らしい。 タイトルは「40代から手に入れる『最高の生き方』」。つい先日40代に突入したばかりのわたし的には、気になるタイトルだ。 「20代でやるべき〜」 「30代なら迷わずこれを〜」 みたいな本は、たくさんある。あるが、読んだことがない。わたしがビジネス書を読み始めるようになったのは、ライターになってから。つまり、30歳を超えてからだ。今さら、「20代でやっておかないと手遅れ」とか言われても

          「機は熟した」40代(37/100日目)

          映画と体験と解像度のはなし。(36/100日目)

          子どもが観たいというので、上映中の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきた。 親ひとり子ふたり、ついでにポップコーンとジュースもふたり分。ちょっと映画鑑賞へ、とはいえ、なかなかにお金が飛んでいく。それでもわたしは、なるべく「観たい」と言われたら映画館へ連れて行くようにしている。 体験を、大事にしてあげたいからだ。 もともと、「映画はレンタルで見ればいい」(昔はね、サブスクなんてなかったので)とか、「音楽はCDで十分」(昔はサブスクでなくて以下略)とか、思

          映画と体験と解像度のはなし。(36/100日目)

          コーチングを受ける~ぽろりと漏れ出た本音に驚くの巻~(35/100日)

          「時間をつくりたいんですよね」 と、わたしは言った。年明けくらいからずっといろいろなことに忙しく、自由時間なんてほとんど取れない日々が続いた。ここ最近はやっと落ち着いたはずなのだが、どうも効率が悪いらしい。やっぱり、なかなかゆっくりする時間は取れずにいる。 「なんのために時間をつくりたいですか?」 と、コーチングしてくれた人が聞いた。なんのために? そりゃあ、空いた時間で読書をしたり、ゲームをしたり、新しく始めたいアレコレのために考えたり、いろいろしたいんだけど。うーん

          コーチングを受ける~ぽろりと漏れ出た本音に驚くの巻~(35/100日)

          フィーリング至上主義(34/100日)

          「なんとなく、好きだから」 「なんとなく、嫌な感じがするから」 もう、今までの選択のほとんどは、これなんじゃないか。そう思うくらいわたしは、フィーリング至上主義で生きてきた。 もちろん、決める前にはあーだこーだ考える。けれど考えた結果、正解がわかる問題なんて、ほとんどない。なら、どうするか。わたしは迷ったときは、「自分がそっちの道を良さそうと思うかどうか」で決める。で、その決断は、だいたいハズレがない。と、思っている。 そう聞くと、物事をちゃんと考えている人には「バカじ

          フィーリング至上主義(34/100日)

          よく読み、よく味わう(33/100日)

          連休中、子どもと一緒にブックオフへ行った。そこで見つけたのが、『西の魔女が死んだ』(著/梨木香歩)だ。 タイトルは、もちろん知っている。ただ、読んだことがあるような、ないような。記憶が定かでなかったし、つい先日、子どもの教科書に「おすすめの本」として紹介されていたこともあって、購入した。 読み始めてすぐに、「ああ。この話は知っている」と思ったけれど、細部までは思い出せなかった。だから新鮮な気持ちで、はじめからじっくり読んだ。 驚いたのは、ものすごく細かな情景描写だ。おば

          よく読み、よく味わう(33/100日)

          とりあえず、やってから考える(32/100日目)

          わたしは割と慎重なタイプなので、「何かを始めよう」と思い立つと、まずはとりあえず準備しようと考える。なるべく失敗しないように、周りの人に迷惑をかけないように、と。 しかしこの準備ってやつが、くせものなのだ。なにせ、正解がわからないことが多い。似たようなことで既に成功事例があったとしても、そっくりそのまま自分に当てはまるとは限らないし。 たとえば、わたしが副業ライターからフリーライターになったのは、「勢い」だった。 本当は、副業で収入の基盤みたいなのを作って、準備を整えて

          とりあえず、やってから考える(32/100日目)

          最初に決めるべきは「ゴール」。目標到達への道は、そこから逆算して決めるべし(31/100日)

          年が明けると、必ず「今年の目標」を考えるたちだ。 何かを始めるとなれば、真っ先に形から入る。ジョギングを始めたときも、やれ「街歩き用のスニーカーでは足に良くないらしい」だとか、やれ「気分の上がるかわいいウェアがほしい」だとか言って、物を買い揃えてから始めた。結局梅雨の訪れとともにジョギングブームは自然消滅してしまったのだが、あの時こだわって買った靴とウェアは、その後ジム通いを始めた時にも使われた。だからまあ、悪くなかったと思っている。(ちなみに、ジム通いもさほど続かずやめた

          最初に決めるべきは「ゴール」。目標到達への道は、そこから逆算して決めるべし(31/100日)

          色を通して自分の心の声があふれ出す~アクティブ・カラーセラピー体験談~(30/100日)

          「好きな色を選ぶ」とは、限らないのか。これが、最初の感想だった。 「◯◯なイメージに当てはまる色を選んでください」そう言われてわたしは、テーブル上に並べられた、12枚のカラードットを順番に見ていく。1枚選ぶと、また次の質問。未来の自分のイメージを聞かれたと思ったら、次は今の自分のイメージ。聞かれたことに対して、ぴんと来る色を選ぶ。不思議と、ぱっと目に飛び込んでくる色が必ずある。これは、必ずしも自分の好きな色とは限らない。意外だった。 自分で色を選ぶというより、色に呼ばれる

          色を通して自分の心の声があふれ出す~アクティブ・カラーセラピー体験談~(30/100日)

          【消えたチューリップ】行政だってミスるんだから、わたしのミスなんてミスの範疇にないと開き直ることにした(29/100日)

          ここ最近、街中のあちこちに花が植えられている。わたしが住む仙台市では、今月26日から「緑化フェア」なるイベントがスタートする。街中に花を植えるのは、その一環のようだ。 「やあやあ、一気に景色がカラフルになった。気分がいいなあ」なんて、呑気なことを考えていたのだけれど。ここに来て、こんなニュースが飛び込んできた。 「チューリップの花、見頃過ぎて撤去」 ……うん? なんだって?? つまりこういうことだ。イベントの開催時期に合わせてチューリップを植えたが、予想以上に気温の高

          【消えたチューリップ】行政だってミスるんだから、わたしのミスなんてミスの範疇にないと開き直ることにした(29/100日)

          切り取り方と解像度(28/100日)

          今日は写真展に行った。もともとTwitterではフォローしているカメラマンさんで、思わずくすっと笑ってしまう、独特なセンスが好き。 写真もライティングと一緒で、どこをどう切り取るか、なのだなあと感じた。むしろ写真は、その一瞬が勝負。めちゃめちゃ解像度を高くしておかないと、こういう写真は撮れないだろうな。 だとしたら、もしかして。ここ最近、解像度をあげるために目をかっぴらいて過ごしているわたしは、同時に写真撮影の腕もあがっていたりして。……なんて、そんな都合のいい話はないか

          切り取り方と解像度(28/100日)

          ハッピーバースデーわたし(27/100日)

          今日、誕生日をむかえた。たくさんの方にお祝いしてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。 とうとう40代に突入してしまった。だからといって、何だというわけでもないのだけれど。むしろ、「ここから人生がリスタートするぞ!」くらいの張り切りようで、わりと楽しみしかない。わたしの人生は、右肩上がりなのでね。 というわけで、今日は100日noteのテーマである「皆様へのご紹介」を一旦やめて、ただの自分語りをしてみようと思う。今日だけなので、特別ね。 どんな人生を歩んできたの? 先日の

          ハッピーバースデーわたし(27/100日)