ブログとnoteと刀剣乱舞

もうずいぶん前からなのだけれど、ブログとnoteの用途を分けきれずにいる。

noteをブログとして使っている(noteの他にブログを持っていない)人もいれば、うまいこと使い分けをしている人もいる。わたしは一応メインブログを持っているので、「noteはブログとは違ったものにしたい」という思いがあるにはある。あるのだけれど、どうもうまく活用できていない。

一応、自分なりの位置づけとしては、「ブログはちゃんと考えて書く」「noteはつらつら思ったままに書く」なのだけれど。

わたしのブログを読んでもらえればわかるように、あっちだって大して作り込まれた文章ではない。noteの方がより、さらさらさら~っと書いてる、というだけだ。

まあ、これはこれでいいのかな……。どうも、ヘタクソな気がするけど。


さて、タイトルに戻ろう。「ブログ」と「note」については既に話題に出た通り。では、残るは「刀剣乱舞」だ。後半は、刀剣乱舞について語ることにする。どうでもいい!という方にとっては、本当にどうでもいい話なので戻っていただいて結構です。

刀剣乱舞とは、平たく言えば「刀剣男士を育成するゲーム」で、もとはブラウザゲーム。わたしはアプリ版をプレイしており、そして見事にハマっている。

「刀剣男士ってなんやねん」という声が聞こえてきそうなので、もう少し説明を付け加えると、実在した日本刀を擬人化してイケメンキャラ化した存在が刀剣男士。刀剣乱舞は、彼らを戦場に送り出し、敵と戦わせてレベルを上げていくゲームというわけだ。

実は、つい先日放送された紅白歌合戦にも刀剣男士が登場した。まったく知らない方は「誰だこれ」と驚かれたかもしれないが、あれはゲームの刀剣乱舞から生まれた、ミュージカル・刀剣乱舞に登場する刀剣男士たち。昨今話題の、2・5次元というやつだ。

とまあ、天下の紅白にまで出るくらいだから、どんだけ人気なのかも推して知るべし。が、わたしは2・5次元は完全に専門外なので、これ以上は触れません。

ここ最近は、ずっと刀剣男士たちを育てることに必死になっているが、実はちょっと前まであえて避けていた。なんとなく、「擬人化もの」に抵抗があったからだ。

擬人化とは読んで字の通り、「人でないものに人のかたちを与え、人みたいに表現する」こと。刀剣乱舞では男性キャラになるが、他に有名なタイトルとしては「艦隊これくしょん(艦これ)」がある。こちらは駆逐艦などが女性キャラとして表現されている。

何がイヤなのかと聞かれると、はっきり言語化できないのだけれど、なんかイヤだった。ので、人気があるのは知っていたものの、あえて手を出さずにいたわけだ。

とまあそんな調子だったのだけれど、ひょんなことからお試しプレイを始めてみたら、すっかりハマってしまった。しかしハマっといてなんだが、これって何がそんなに楽しいんだろう?と不思議でたまらないのもまた事実。

というのも、毎日ポチポチするなかで、時折「わたしはいったい何のためにプレイしているのだ?」という疑問にとらわれる。

ほとんどこれといったストーリーもなく、ただただひたすらに刀剣男士を戦場に出し、オートで戦闘をさせ、経験値を稼がせる。同じことの繰り返しを強いられるゲームを揶揄して「作業ゲー」なんて言われるが、これこそがまさに作業ゲーの極みではないか、と。

そこでわたしは、自分の心の動きを分析してみた。すると見えてきたのは、「この子を強く育てたい」だったり、「この子とこの子の掛け合いがかわいすぎる」だったりした。要は、キャラクターへの愛情だ。

刀剣乱舞には、非常に多くのキャラクター(刀剣男士)が登場する。とうらぶwikiによると、2018年12月現在で76種となっている。

複数のイラストレーターを起用しているため、グラフィックもキャラごとにかなり異なり、性格も多様。また、(史実に忠実でない部分はあるものの)実在した刀をモチーフとしているため、同じ持ち主が愛用していた刀同士は仲が良いとか、逆に因縁のある刀たちとか、そういったドラマがたくさん用意されている。

すると、刀について知識も興味もなかった女の子たちが、擬人化されたことによってぐっと感情移入しやすくなり、愛情を持つようになるのだ。

刀剣乱舞について調べていると、随所に「愛」という言葉が見られる。わたしと同じような、むしろそれ以上の気持ちでゲームをプレイしているプレイヤーが山ほどいるということであり、刀剣乱舞がキャラ愛で成り立っているのだとわかる。

こんなどうでもいい話で、1800文字以上書いてしまった。しかもめちゃくちゃだし。まあいいか。さすがにこんなのはブログじゃできないし、これでも許される(ような気がする)のが、noteの良さかもしれないね。

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