ライターとして駆け抜けた2017年をぼんやり振り返る
久しぶりにnoteを開いたら、「ただの主婦がライターになるまで」という言葉を見つけた。言うまでもなく、いつかのわたしが作ったマガジンだ。今も、noteのトップページにずーんと表示されている。
「すでに活躍している人じゃない。これからライターを目指そうと思っている人に向けて、リアルな情報を届けられたらそれでいい」
そう思って書き始めたのだった、そう記憶している。
本当はいまだに、自分を「ライター」と名乗るはちょっと恥ずかしい。「わたしなんてまだまだ」という思いが常にあるし、実際にまだまだだから。ベテランと比べてどうこう……みたいなのも、とうに通り過ぎてきた道ではあるけれど、やっぱりどこか恥ずかしさはある。
それでも、だ。ひたすらに、必死で駆け抜けた一年だった。ただなんとなく生きてきたわたしが、こんなに頑張ったなんて、じつはものすごいことなんじゃないかと思う。
自分自身のレベルも、携わっている仕事も、収入も、もっともっと変化させていかねばならないと感じる。それはもう、痛いくらいにビシビシと、日々感じている。
みんなが当たり前に持っているものを、わたしは何一つ手にしていない。30余年の人生において、わたしは一体何をしてきたんだ!と、自分にゲンコツをくれてやりたい気分になることもしょっちゅうだ。でも、そんなことを言い出したって仕方がない。わたしはわたしのペースで、やるべきことをやっていく。それしか道はないのだから。
さて一年を振り返ってみて、自慢できることといえば「人との出会い」ではないだろうか。
この仕事を始めてからというもの、たくさんの新たな出会いがあった。それは同じ仕事をしているライターであったり、仕事をくれるクライアントであったりする。
その中には、こんなわたしに惜しみなくモノ・コトを与えてくれる人もたくさんいる。情報であったり、知識であったり、学びであったり、モチベーションであったり、いろいろだけれど。どの人も、これまでの人生を歩んでいたのでは絶対に出会うことのなかった人たちだ。
すごいのは出会いそのものであり、相手であって、わたし自身ではない。でもそんな人たちと出会えたのは、わたしが行動したからだ。実際に考え、行動し、やめなかった。だから新たな出会いに恵まれた。そのことだけは、自慢として発表してもいいんじゃないか。そう思っている。
「ただの主婦だけど、ライターになりたい」と願っていたあの頃のわたしには、想像もできなかったところに来ている。それだけで、まずは自分に花マルをあげよう。一年の締めくくりくらい、自分にとびきり甘くたっていいじゃないか。
頑張ったよね、うん。
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