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フリーランスの適性

と、タイトルはそれらしく書いてみたものの、そんなもん知ったこっちゃない。どちらかと言えば、わたしはたぶん、向いていないのではないかなとは思うけれど。

フリーランスのいいところを考えてみよう。

・毎朝決まった時間に出勤しなくていい
・固定給じゃないので、やればやるほど収入を得るチャンスがある
・つき合う人を自分で決められる
・どんな仕事をするのも自由

ぱっと思いついたところでこんな感じ。他にもあるかもしれないけど、ざっくりと言ってしまえば「フリー(自由)」なところだ。何においても。

もちろん、メリットと背中合わせにあるのがデメリット。

・定時がないのでブラック企業もびっくりのワーカホリック化
・仕事がなければ収入ゼロ危機
・上司や同僚がいないので、知識や情報を得るチャンスが限られる
・選択肢が無限にありすぎて選べない

とかね。

さて、わたしの場合を考えてみる。

・決まった時間に出社することがそこまで苦じゃないし、遅刻もしない
・安定した給料がもらえるならその方がいいと思うけど、経歴的に安定した仕事にはたぶん就けない
・指示されて反発するようなことはないけど、人間関係には疲れやすい
・いろいろ同時進行するのが苦手
・飽きっぽい
・淡々と、黙々とやる仕事が好き

など。

わたしはもともと、フリーランスに憧れてフリーランスになったわけではなく、結果的にこうなったというだけである。どちらかと言えば安定志向が強いので、雇われライターだって一向に構わなかったのだけど、こんな年になって小さな子どももいる、未経験の女を雇ってくれるところなんか地方にあるわけがないのでこうなった。

とはいえ、今さらフルタイム会社員に戻るかと言えば、それもうーん、どうだろうという感じ。基本的に一人が好きなタイプで、且つ人間関係に疲弊しやすいので、ちょっとしんどいかな、というのが本音ではある。

あと基本的に、飽きっぽい。さすがに仕事に飽きて「やーめた♪」みたいなことはないけれど、「この先ずーっとこれやってくのかなぁ……」みたいなやるせなさが襲ってくることはあった。その点、自分の考え次第でどうとでもできる今の働き方は、おもしろいとも言えるよね。まあ、まだそこまで至ってないけど……

さらに言えば、夢があるかなあ。まともな経歴がないので、この先雇われで働くとしても、収入も仕事内容もさほどおもしろくない未来しか見えないわけで。でもフリーなら、まかり間違って稼げるようになるかもしれないしねー。稼ぐ才能は、わたしあんまりないんだけどw

取材の仕事を始めてからは、今まで知らなかったことを知れたり、人に会えたりっていう楽しみもある。ものを知らないので恥ずかしい思いをすることが多いのだけど、その分「へー、そうだったんだ!」が山ほどあるので、自分的には悪くないかなと思っています。(相手には迷惑がかかっている気もします)

というわけで、自分にフリーランスの適性があるかないかと言われるとよくわからない。という結論になる。「あー会社員に戻りたい!」と思うときもたまにあるけど多くはないので、まあまあなのかな。

とりあえずはもう少し、がんばってみます。

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