言葉の持つ力
ホリエモンこと堀江貴文氏が、若手起業家とディスカッションしている動画を見た。
正直、若手の人の話はやたらカタカナが多かったり難しい単語を使ったりで、無知なわたしにはわかりにくかった。けれども堀江氏はあえて易しい言葉を選んでいるのか、わたしにも理解することができた。やはり、小難しい言葉を使うことが知ではないよなあと改めて感じたりして。
さて、議論の内容はわたしが言及できるものではないので割愛するとして……。堀江氏が「言葉の持つ力」について話していたのが印象に残っている。
ざっくりと意訳すると、
言葉の持つ力は大きい。言葉があるから概念が生まれ、人はそれに引っ張られる。だからこれまでネガティブなイメージを持たれていたものを、あえてポジティブワードに置き換える。それによって印象が変わり、世の中も良くなるーー
というような感じ。(ざっくりです)
具体例として、著書の「多動力」を挙げられていた。多動という言葉には、これまではどちらかというと良くないニュアンスが含まれていた。しかしそれを多動力というポジティブワードに変換することで、自信が持てる人が増えた、と。
多動力は未読だけれど、確か「飽きっぽさこそ正義(ざっくり)」みたいなことも書かれていたと思う。わたしはどちらかと言うと飽きっぽく、家族にもよく呆れられているのだけど(そんなに気にもしてなかったけど)、「それも長所ってとらえられるんだ!」と気づきを得られたのがとても嬉しかった記憶がある。
わたしはライターとして日々、言葉と向き合っているので、言葉の重み、強さ、力を改めて考える機会となった。
ポジティブワードに人を明るくする力があるとするなら、逆もまたしかり。表面的な綺麗事を並べればいい話ではもちろんないが、それでもやっぱり、できるなら誰かを楽しくしたり、楽にしたりする言葉を紡ぎたいなと思う。
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