せめて、当たり前のことを当たり前に。
ああ、今回もなんとか乗り切った。なにって、締切りの話だ。
今回はちょっとスケジュールがきつくて、クライアントさんの「言ってくれたら延ばしますよ」なんて優しい言葉に甘えちゃおうかな、とよぎったりもしたんだけどね。
けど、なんとか期限内に仕上がった。
わたしはこれまで、仕事で締切りを過ぎたことは一度もない。厳密に言えば、「0時を回っちゃった……!」ってケースはあるものの、次の日の朝がくるまでは、社会的には「今日」だよね?ってことで、オマケしてもらうとして。
これはもうなんか、意地みたいなものだ。クライアントとの、というよりは、自分との約束。
ライターを始めてからも、今も、わたしには特別なものがなにもない。「そんなことないでしょ」と言ってくれる人もいるけれど、悲しいかな、これは謙遜ではなく事実なのだ。
だからせめて、当たり前のことくらいは当たり前に、ちゃんとしたいなあと思ってここまでやってきた。時間を守る、約束を守る、期限を守る。
どれも特別なことではないけれど、特別なことじゃないからこそ、わたしにもなんとかできてます。
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