リチャくんの魅力、パラドックス、そしてイノベーション!!!!!!

リチャくんこと、Aぇ! groupの草間リチャード敬太くんが好きだ。

リチャくんは、強くて、優しくて、おもしろい。↓の動画を見て遂に確信が深まったので、こんな記事を書いてみている。

そしてそんな彼を、これまた個性が爆発するあのグループにどう位置付けるかはとても難しい問題で。私はこれを"リチャくんのパラドックス(逆説)"と呼び、それを打破する打ち手を、イノベーション(革新)と呼ぶことにする。

"目印担当"という強さともどかしさ

僕がいるところにAぇ! groupがいます!というのは彼の自己紹介の決め文句だ。そして、鉄腕DASH!に出ているハーフの子、といえばアイドルに興味がない会社の先輩でも知っていたりするから驚く。世間の多くの人はきっと、Aぇ! group=リチャくんで認識していることだろう。

"もはや日本も韓国も男性アイドルみんな同じ顔に見えるから、彼覚えやすいんだよね、" と先輩は続ける。"あのファンキーな見た目から繰り出されるコテコテ関西弁、インパクトあるし"。…偏見は否定できないとして、存在にインパクトがあるのは間違いない。

しかし、目印担当として完璧すぎるあまり、彼のことを深く知れば知るほど、目印的なコミュニケーションに特化されることにもどかしさを感じるのは私だけだろうか。だって彼は、あの変人揃いの人たちの中では至って穏やかで控えめで生活感があってまともな感性を持った、グループの"良心"じゃないか。もっとヤバい変わった人、周りにたくさんいるじゃないか。

かつてジャにのチャンネルで何度か彼がいじられるくだりがあったんだけど、なんだか違和感を感じて正直好きになれなかった。本人の意図はともかく、存在の独自性を語る時、良くも悪くもその人の価値感が透けて見える気がする。それが私にとってはなんだか受け入れがたかったのかもしれない。もっと激しくいじってる丈くんに何も思わないのは、彼がリチャくんのことを深く知った上でだからなのだろう。

↓リチャ末いじりの丈くん

Aぇ以前の彼の歩みをあまり知らないんだけど、このあまりに自明な、そしてともすればセンシティブな独自性を無視せず“目印!"と言い切る潔さ、強さ、周りのメンバーの覚悟が、私はとてもいいと思うのです。そんな一面に触れたことも、Aぇに沼るひとつのきっかけモーメントだったかもしれない。

キレ芸というイノベーション

そう、で、繰り返すけれども、目印担当でありつつ、リチャくんはどう考えてもグループの中ではまともな人間である。だから、外部の人がリチャくんを中心に絡むことはおそらくバラエティのタイパ的にも正解なのだが、グループとしての魅力を出し尽くせるかと言われるとなんともモヤモヤする。そう、ジャにのチャンネルのモヤモヤもここにあったんだ…。

これを解決し得るポテンシャルを持つのが、
昨年爆誕した"リチャくんのキレ芸"である。

これはイノベーションですよ。

「セブンイレブンを血眼で探してますぅー😠」
と彼がやたらソウルフルな関西弁でキレちらかす光景が忘れられない。ただのドライブとは思えないほど謎の見応えがあって感激すら覚えた。

ここで、リチャくんは、ただただ周りの変なやつら(主に年下組)に、理不尽な絡み方をされてキレる。盛り上がりの中心は怒るリチャくんだが、穏やかな彼が爆発するに足る理由を周りのイカれた常軌を逸した方たちが作るので、彼が真ん中にいつつ、みんな登場しつつ、視聴者もすんなり入るストーリーである。つまりみんな前に出れて、自然で無理がない。

↑もそのひとつですが、
キレ続けるのも彼しんどいでしょ…と思っていたところにこの前のWEST動画でごさいました。

"1番オモロいやつ決めましょ"とかわけわからんムーブをかます大晴くんに絡まれていつものキレ芸が始まるんだけど、なんかレベルアップしてませんでした???
謎のスクワット(?)の体勢といい、オシャレなパンツから出る膝といい、確実にダイジェストになり得てましたね。重岡くんの言うとおり、ミュージカルのような華のあるキレ方、あれはまじアートでした。

↓キレ芸が彼らの中でも結構イノベーションだったことがわかる動画

結局どんどん面白くなってる件

その"変わったやつらに変な絡みされてキレるリチャくん"の構図をどこまで外に広げられますか?という意味で、WESTubeは面白かった。Jr.全員集まる時もやってはいるけど、WESTヒョンに囲まれたのあの安心感が格別でしたもん。(DASHあんまみてないけどどうなんだろう、個人的にはラヴィットでやってほしい。確かまだ彼はラヴィットで本領発揮できてない気がする。)

とはいえ、2023年夏、ラジオヤンタンで見せた"花火専門レポーター"から、もう一つのイノベーションの片鱗を感じたのでございます。
あっご存知ですか?花火専門レポーター。たしか天神祭の日のラジオ生放送で屋上から陽気に花火のレポートをしたと言うものなんですけど。

重岡くんにミュージカル調とも称されたソウルフルでアートな感情表現は、熱量そのままにコミカルな方へ昇華されていた(まさに、花火のように!)。しかもラジオで音声だけだからかな?より彼本来の面白さがしみじみ伝わってきました。リチャくんって本当に面白い人なんだよなぁ…。

その後ヤンタンパーソナリティを務める他のメンバーが過去の放送回を聞いて、すごいなぁ、今年もなんかつかんでるなぁと称賛しているのがなんだかとても嬉しかったリスナーの1人でした。私たちのような一般の会社員でもそうなんだけど、新しいスキルを身につけた新しい企画や新しい人たちとのケミが生めるキャリアっていいですよね。

まとめ

目印担当としての活躍をして、でも知るほど目印としての役割にファンは違和感を感じてしまって(パラドックス)、それを解決するキレ芸や喧嘩芸(イノベーション)があって、それを広げつつ、より強く楽しく可能性がある方向に進化させていく(さらなるイノベーション)、
…リチャくんはやっぱすごい。

何も知らない一般人に、彼って面白いよねーと言われても私はその面白さのより深い最新のところを知っているんだけどねーと心の中で思うようにしています。彼の魅力はあのくるくるなって串刺しされたポテトのように連なってるんだぜ(?)!!!

そういえば先日のわっしょいCAMPで井ノ原社長が"デビューの形にこだわらない"とおっしゃっていたそうだけど、Aぇはどうなるんでしょうね…。それはおいおい考えてみるとして、いずれにしてもこのリチャくんパラドックスはついてまわると思うので、スキルとチームワークでどんどんBreak Throughしていってほしいものですな…!(この曲のサックス好きなんよ)

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