はじめに：
これまでの全noteの中でもかなりしょうもなさレベル高めの記事となります。あらかじめご了承ください。

…あなたはもうご覧になっただろうか？

めっちゃAぇやん！！！
と言いたいところだが、
いや実際めっちゃいいんだけど、

…CMなのになんだか見てはいけないものを見てしまったような気がしてドキドキする😟

ファーストルックの感想、これ↑

ドキドキして(キュンキュンではなくソワソワキンチョーに近い)、もはや話の内容が入ってこず、３回目くらいでようやくわかった(理解力)。そうか、キッチン泡ハイター、どこに使っても正解なのか。

このドキドキ、なに由来…？
そう思って脳内に残るシーンを探り、わかったことがひとつ。


Aぇの雰囲気と、この "清潔・クリーンを全面に押し出した環境" にそもそもコントラストが感じられる。

特に、
小島健な…！

小島健も含めみなさま清潔でクリーンなアイドルです。今回の起用嬉しいです。キッチン泡ハイター、既に持ってるけどまた買おうと思います。



でもなんだろう、この、今にも

／
奥さん…！！！
＼

と今にも不敵なスマイルを讃えそうな小島健のこの佇まいはなんなんだ一体！！！！
(改めて見ると本当に美形だな…。初見の人はただのハンサムだと思うんだろうか)


へへへ奥さんこれなんでもいけるんですよぉ…！とか言いそう。さすがジャニーズ1のセクシーをHiHi橋本くんと争う男である。

※ 小島健、略してこじけん、Aぇのリーダー、彼自身はクリーンなアイドルです。初めて彼を知る人のために誤解のないよう、それだけはしっかり伝えておきます。ちなみに私、彼のラジオでの語り口が最高にセクシーだと思っています

そう、で、どれだけ清潔と透明感を押し出したブルー基調のキッチンセットの中でも、クリーンを想起させる緑のエプロンをつけても、

小島健のあの独特な雰囲気はどうしても拭えない、異質なものとしてCMの世界観の中に存在し続けている。

ここで私は高校の時現代文の授業で読んだ小説 "檸檬" をふと思い出す。

現実にモヤモヤする主人公が八百屋さんでレモンを見つけ、それを本屋さんに置いて帰り興奮するというあらすじ。

当時17歳の私は "うーんよくわからない感性だ…" とペンをクルクル回していたれども、今ならわかる。Aぇのキッチン泡ハイターのCMを見た今ならちょっとだけわかる。

主人公は、"埃っぽい丸善(本屋さん)の中にある色彩豊かなカーンと冴え渡るレモン" の異質さ、コントラスト、アクセントにドキドキしてるんですよね。今の自分のどうしようもなさを吹き飛ばしてくれるような存在として期待をしている。(その後に、レモンのことを"黄金色に輝く爆弾"と表現している)

小島健は、その逆である。
"何に使っても正解！"なキッチン泡ハイターを全力で宣伝しながら、なお妖艶に輝く彼。それはまるで "すべて消えても僕があなたが感じるドキドキは決して拭えません…！"とでも言いたげ。クリーンなキッチンの中で、カーンと輝く、紫に輝く爆弾のように。

…いや待てそれはCMとしてどうなんだ？と思ったけど、よくよく考えてみてほしい。
AI技術が今後どれだけ発達してもAIを使いこなすことができるのは意志を持つ生身の人間だけなんだ、つまり、

何にでも使えるキッチン泡ハイターを使いこなすアイドルとして、"何やっても消えない存在感を持つ"彼らが起用されたのではないか？

うん、私はめちゃくちゃ腑に落ちた。

ちなみに公式サイトを覗くと、"マルチに活躍している"という点でのAぇタイアップのようですが。

でも花王さんといえば、あの櫻井担大興奮のエッセンシャルの多部ちゃん×櫻井翔CMがあるのだ。イケイケともキュンキュンとも程遠い、猫背で情けなくにやりと笑う、あの30代中盤からの櫻井翔の良さをめちゃくちゃしっかり生かしまくっている、櫻井担の櫻井への愛を凝縮したような、ほんと櫻井翔をよくわかっていらっしゃるあのCMの花王さんなんだ…！

洗濯愛してる会しかりメンズビオレしかり、ただの爽やかじゃ終わらない、心に引っかかる新しい価値観を提案してくれるCMが多いから、今回のAぇコラボもなんかそういう意図もある気がする。

※2022年度CM好感度ランキング3位らしいです、花王さん、すごい。

さて、そう思って改めてもう一度CMを見てみることにしよう。と思ってYouTube開いたら6秒動画も上がってました。

ほら…小島健…

ちなみに最後の末澤くんの可愛すぎる様子も見て欲しいから全員バージョンも貼っておきます。