ダイナミックとスタティックな考え方

 PC(パーソナルコンピューター)には、データを確保または保存するためにメモリと呼ばれる記憶装置が存在します。何か処理を行う時は、メモリにデータが一時的に割り当てられ、それをもとに演算を行います。ある一連の流れ(プログラム)を実行するためにメモリの確保の方法は、2種類存在します。それは、動的(ダイナミック)な確保とと静的(スタティック)な確保です。

ダイナミックは、あるデータを使用する直前で、プログラムがメモリを確保し、割り当てます。
一方、
スタティックは、一連のプログラムを起動した段階で、あるデータを使用するためのメモリをすでに確保しておきます。


 日常的なもので例えると、ダイナミックは、電話。スティックは、メールに相当します。コミュニケーションを取る際、電話は、人(メモリ)を即時に拘束(確保)します。メールは、人(メモリ)を即時には拘束せず、その代わりデータ(テキストデータ)を常に確保して、受け手が必要な時に確認できるようになっています。

ダイナミックとスタティックのメリット/デメリットを考え、その時に合わせて、ツール(電話/メール、プレゼン/資料配布)や考え方(メソッド)を選択できるといいですね。

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