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stand.fm音声配信 #595【カラダ】人間は足に支えられている

#588 【カラダ】足はカラダの土台でお話しましたが人間のカラダは足で支えられています。
https://stand.fm/episodes/6441b36361aa0b31cb48d661
今日は足について、もう少し深いお話をしようと思います。

人間が地面に接触しているのは「足」、正確にいうと「足の裏、足底部」になりますが、その面積は身体全体の1%になります。
#588で足は木で例えるなら 「根っこ」という例え話をしましたが、1%の面積という狭い部分で体を支えて、バランスを取ったり、歩いたり走ったりいろんな動きができる・・・ということを考えると足は結構大切な部位になります。

ちなみに人間は206個の骨がありますが、足だけで56個の骨があります(片足で28個)。1/4が足にあるということになります。骨の模型を見ると足には小さな骨がたくさんあります。もっと言えば、靭帯は214、筋肉は38、関節は66個あります。それだけに繊細で複雑だと言えることができます・・・が、なかなか足を機能的に使える方が少なくていろんな症状に繋がっているということになっています。

「足の指を曲げてみてください」と言うと、手の指のように「グー」の形ができず、足の指の曲がりが悪く、まねき猫のような「グー」の形になる方あが多いかなという印象があります。

そうなると足の指5本が地面から浮いてしまったりして「根」を張ることができずに不安定になってしまいます。
立つときには親指の付け根(母指球)と小指の付け根(小指球)と踵の3点で体重を支える3点支持構造となっていますが、足の指が浮いてしまうと2点支持になってしまいます。一度立って見て3点支持ができているかどうか確認してみるといいかもしれません。これを確認するだけでも足の裏の感覚が鋭くなっていきます。

足の裏の3点支持には均等に体重が乗っているわけではなく、親指側に1/3、小指側に1/6、踵側に1/2が乗っている状態でバランスが取れているという形になっています。

今回は足の解剖学のようなお話になりました。
また次回の足の話の時にはアーチの話をしたり、筋肉の話をしようかなと思っています。


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