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stand.fm音声配信 #774【サッカー】スポ少問題~サッカー人口減少を食い止めろ~

先日私の所属しているクラブで私の担当しているU-13と地域のU-12のチームでトレーニングマッチを行いました。
久しぶりに4種年代(小学生年代)と関わりました。

私はサッカーコーチになって13年、最初の5年はスポーツ少年団で4種年代の指導をしており、その後2年間は今所属している3種クラブと掛け持ち、今は3種クラブチームに専任という形で活動している。

時々4種年代で活動している指導者仲間と話をする機会があるが、異口同音に「選手の数が少なくなっている」という話になる。
地域性の影響も大きいが、スポーツ少年団のチームは選手の減少に歯止めが利かないようである。

スポーツ少年団は地域の活動でボランティアで構成されていることがほとんど。
土日がメインの活動となって、保護者の方の負担が悩みの種になります。

スポーツ少年団のメリットもあります。
活動拠点が自宅から近い
経済的負担が軽い

デメリットとしては
指導者の力量には?がつくことあがる
土日がつぶれる
保護者の負担
保護者の影響を受けやすい

経済的な負担が軽い反面、保護者の負担はかなり大きいというところでしょう。スポーツ少年団は、親のサポートなくして成り立たないため、何かと負担は大きくなるでしょう。
昔、お母さんは専業主婦が多かった時代から同じ運営をされてる感じがあります。今では共働きは当たり前、働き方の多様化により、土日も仕事の人が増えているので土日がメインの活動となるとスポーツをすることが難しくなる。
土日はだいたい習い事になりますので、家族でのお出かけは難しくなります。また、お茶当番になれば、夏は炎天下・冬は寒い中、外で見守らなければならなりません。この当番もなくす運営をするところも出始めています。あとは、ママ同士の関係もネックな部分になったりもしています。スポ少を目一杯楽しめる親は、なにも問題ありませんが、ママ友問題を含め、全員が楽しめるわけではありませんよね。私がスポーツ少年団でかかわっていた時もいろいろありました。
保護者の負担を考えて、当番制を廃止して選手に朝ご飯を食べさせてグランドに送り出してもらえたら、後はスタッフで何とかするという形を取りに行ったこともありますが、なかなか難しかった・・・ということもありました。

先日U-12のチームとトレーニングマッチをしたのも地域の連合チームでした。保護者の方の会話で「コーヒーが・・・」という言葉が聞こえてきたので、今でもコーヒー当番とか残ってるんだな・・・と残念なような懐かしいような感覚になりました。
私も以前はコーヒーをごちそうになったり、お弁当を準備してもらったりしていたので情けないような、申し訳なかったような感覚になりました。

サッカーはメジャーなスポーツで、今は森保ジャパンも強くなって世界の強豪国に対してビビらずに向かっていけるようになってきています。
学校の休み時間にもサッカーをする生徒が増えていて子供自体はサッカーをしたいけど家庭環境などでサッカーができない子が増えていて、スポーツ人口の減少、サッカー人口の減少が進んでいる状況です。
何とかしてこの状況を打破するため、時々地域の未就学児に普及活動をしたりもしていますが、その効果が出るのは数年後になります。今はただ、できることをコツコツやっているという状況です。

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