親が先立つ前にしておいてもらった方が良いこと
昨年9月、そして先日
自分の父と主人の父が他界しました
まだ'親を見送る'ということをされていない方に参考になればと思い色々書いてみようと思います
いつかは直面する親の死
悲しいですが早かれ遅かれやってくるのは確かなことです
そして死は急な事
事前に(生前に)やっておくべき事があると思います
私もまだまだやる事が山積みですが
一旦備忘録を兼ねて記述してみます
親に生前に記録しておいてもらう/教えてもらうこと
❶通帳マイナンバーの置き場所
❷キャッシュカード、マイナンバーの暗証番号
❸印鑑はどれなのか
❹生命保険の有無
❺生命保険会社名、連絡先
❻家に関して(登記簿など)書類などのある場所
急に他界した義父でしたがほぼほぼこれら全てノートに記録してありました泣
助かったー、、、
自分の父親の時は健在の母が管理していました
キャッシュカードが見つかっても暗証番号が無いと引き出せない
銀行窓口も本人じゃないと委任状などが必要になります…
銀行口座はすぐには凍結されませんが凍結されれば引き出す事ができません
(凍結は銀行に死んだということがバレなければ◯。市役所から銀行に情報が流れる訳ではないそうです。)
生命保険に加入してる場合は証券のある場所、どんな保険に入っていたかすぐ分かるように
銀行口座をすぐに凍結するメリットもある
親の相続で子の兄弟間で揉めそうな場合、凍結しお金を引き出せないようにするのも良いそう
ウチは主人一人っ子なのでしばらくは凍結しない方針です
その他、生前に家族で決めておいた方がいいこと
❶葬儀はどこでするか
❷誰を呼びたいか
❸お墓はどうするか
義父の葬儀屋を決めた時の話
義父は病院で最期の時を迎えました
死の確認後、家族の最後の時間を設けてくださった後、病院から「葬儀はどこでお考えですか?」と尋ねられます
病院で提携してる葬儀屋さんを紹介してもらうか、自分達が「ここでお願いします。」と言わないといけません
病院から葬儀はどこでされますか?と聞かれる理由は
病院→葬儀屋の霊安室に運ぶ目的があるからです
私達は葬儀会社は決めていたのですが支店までは決めておらず、義父の死後あたふたスマホで検索
実家から近い「この支店でお願いします。」と一旦申し出たのですが
口コミを見るクセがある私は口コミを閲覧
その結果あまり良くなさそうと判明
慌てて違う支店に変えてもらいました
以前、自分の父親もこの病院で最期を迎えたので死後の流れは分かっていましたが
葬儀会社、支店まで事前に決めることが、慌ててバタバタせずに心の安定にも繋がると痛感しました
死後すぐに必要だったお金
❶入院費
❷火葬代
❸通夜葬儀の時のお坊さんに渡すお布施
義父の場合は
①入院治療費 60000円(2日間)
②火葬代 12000円
③お布施代 250000円
ざっと33万円
お葬式代の支払いまで少し猶予があるので手元に無くとも大丈夫ですが大きなお金なのですぐに引き出せる子名義、または健在の配偶者名義の通帳が良いかと思います
ちなみにお葬式は
自分の父 90万
義父 160万
※2人とも身内だけの家族葬
ここにお布施代30万ほどが足されます(お布施代が高ーい)
お葬式も色々
どんな祭壇にするか
花はどうするか、棺はどれにするか
遺影はどれにするか
もう色々と色々と決めないといけません…
日常なら頭も働き正常に物事を判断できますが 実際に親の死と直面するとかなりうろたえます
そして病院に運ばれ入院後は私達も夜中から朝まで、夕方までと病院に缶詰になったり行ったり来たりしないといけません
寝れないし、気を使ったり
会社に連絡したり、親族に連絡したりともの凄く疲れます
その後、現実的に通夜葬儀はどうするかの打ち合わせや、お金のことなど話し合い決める事がいっぱいある
市役所関係にも足を運ぶ必要もありますし光熱費、車や家などの名義変更などやる事は沢山ある
親が亡くなると後が本当に大変なのがよく分かりました
早い目に早い目に事前に家族で話し合うのは本当に大切ですね
親が認知になったり亡くなる前に
通帳、キャッシュカードの暗証番号
印鑑 マイナンバーの置いてある場所
家の登記簿のある場所などは絶対聞いておいてほしいなと思います
ある程度残されたお金があるなら生前に子名義に移すと安心です
私も今のうちに今出来る範囲の自分達の身辺整理をやっていきます!
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