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スキマバイト市場参入を発表した現在のメルカリとタイミーの共通点

メルカリがタイミーの牙城であるスキマバイト市場の参入を発表しました。私はメルカリで40取引以上タイミーで10バイト以上を行ったユーザーです。繰り返しアプリを使用していく中で二つのアプリの共通点を感じたのでそのことについて書きます。

メルカリの即入金の手軽さ

私は引越し前に物を処分するためにメルカリを利用していました。そのときにまず感じたのが商品がすぐに売れることです。他のフリマアプリでもいくつか出品しましたが、メルカリが圧倒的に商品出品後のいいねのリアクションや購入までが早く数も多くつくことに気づきました。なので今すぐにお金が欲しいときに不要なものを換金できます。私も引越し前に不要な本や電子レンジなどを売っていくだけで約3万円ほど売ることができました。

タイミーのメルカリとの類似性

タイミーもまたユーザーの即入金ニーズ、すぐお金が欲しいというニーズに応えています。その気になれば当日でも仕事が可能で報酬は即時で入金されます。私の利用した中では、報酬の入金が1時間以上かかることはありませんでした。タイミーでも同じく3万円程度であれば、正社員として働きながらでも無理なく1ヶ月で稼ぐことができます。

以上のような点から今すぐに簡単に月5万円以下を稼ぎたく、それが即日入金されて欲しいというニーズを満たしていることがこの2つのサービスの共通点だと考えています。

一方で、タイミーやメルカリを本業としている人はかなりの少数派です。タイミーでも毎日利用するとなれば普通のアルバイト契約をした方が働くたびに雇用契約をする必要はありませんし、メルカリでもそれのみを行っていくのであればBASEなどのEC店舗を自分で持った方が手数料を抜かれなくて済みます。毎日メルカリを使うとすれば継続的に購入してくれる特定のユーザーがいるはずですし、そうなれば自身の店舗に誘導した方が効率がいいです。実際その層を見越してメルカリはメルカリショップも運営しています。

このことからも月5万円以下の即入金される副業ニーズに対応しているのがタイミーとメルカリであると認識できます。

高校時代に担任の英語教師の授業で日本の人口減少による労働力不足の議論をした際に授業ででた結論が1.外国人労働者を活用する2.ロボットで省人化を行うでした。その問いに対する新しい答え:インターネットの力で今まで働けていなかった人間の時間を活用するということを体現しているこの二つのサービスに対して私は1人の起業家として驚きと悔しさが混ざったような感情を抱えています。


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