見出し画像

#28 手帳遍歴(手帳以外も含む)について語る

10月5日(木)

5年日記を久しぶりに読み返した。2022年からは手帳とモーニングページとの重複が気になり、5年日記はやめたので、記入してあるのは2021年まで。

2019の10/4は指導主事をやっていた頃で、担当校の保護者の自宅までとある文書を届けに行き、「なんで思ってもいないことを言わないといけないんだろう」と怒りと悔しさで涙と鼻水が止まらなかった日。
2021は脳に腫瘍があるかもと言われて検査を受け、その結果を聞きに病院へ行った日。(神経腸嚢胞と言われた。)いわゆる脳腫瘍の可能性も考えて、「これをやらずには死ねない」というリストを作ったんだっけ。
そのうちのいくつかは実行することができたので、人生の残り時間を考えるのは、先延ばしになっていることに着手するいいきっかけになる。

昔の自分が書き残したものを読むと、今の自分にぴったりのメッセージを受け取れることがある。
最近は書くことばかりやっているけれど、読み返すことにももっと時間を使いたい。

今日は友人ヨシ子さん(80代、バイト先カフェの常連さん)と鎌倉でランチ。2人でもりもりと葉山牛ステーキを食べる。平日に遊べる友達があまりいないので、お誘いはとても嬉しい。
せっかく鎌倉に来たんだからと鶴岡八幡宮まで行き、膝が痛いというヨシ子さんのペースでゆっくり階段をのぼって参拝もできた。
以前カフェに来たときに「杖が欲しい」と話していたことを思い出し、「小町通り 杖」で検索してトップに出てきた店へ行ってみることにした。杖を買うのは初めてなので、素材による違いや長さの目安、選び方を教えてもらい、デザインも気に入った折りたたみ式の杖を無事購入。

自分が当たり前にやっている「検索して店を探す」ということも、スマホを使いこなしていない年齢の人にとっては「やってもらえてありがたいこと」になるのだろう。大袈裟すぎるほどお礼を言われながら、駅の改札で手を振った。

10月7日(土)

生命保険の控除証明が届き始めた。年末が近づいているのを感じる。
使っているクラウド会計ソフトからは「ハーフ確定申告キャンペーン」のお知らせメールが来た。そうか、残り半年なのか。

16時から、手帳類図書室の志良堂さんとPodcastの録音。2人とも台本があると喋りづらいということで、簡単なメモだけ用意して臨んだ。自分の喋り方の癖は自覚していて(コロナで休校中にYouTubeで授業動画を作り、その際に繰り返し見たので)、でもそれが出ないように意識すると集中力が削がれるので難しいところ。
編集はしてもらえるとのことなので、まあまあリラックスして喋れた。

夜はAmazonプライムで「渇水」を見る。
公務員って、心を殺さないとやっていけない業務がいっぱいあったなと思い出す。職務と良心のはざまでの葛藤。身に覚えがある。

10月10日(火)

アルバイト先のカフェが水道トラブルのため臨時休業。
急にぽっかりと時間ができたので、月末に締め切りの私設保育施設入所児童等報告を作成する。ベビーシッターは最近ほとんどやっていないのでそろそろやめ時か?と思いつつ、手続きを調べるのが面倒でそのまま続けているような状況だ。
ついでにメルカリ発送、通帳の切り替えなどの事務的な作業もさくさくと行う。

手帳類継続ラジオの自分が登場する会が配信になった。ジブン手帳に書いているやりたいこと100リストの話、記録魔としてのヒストリー、デジタルと紙媒体の使い分けや試行錯誤していることなど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?