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#31 描かない日々

10月31日(火)

月末ルーティンいろいろ。

・バイト先に勤務日数や自転車で出勤した日などをLINEで報告。(タイムカード的なものがないので自己申告なのだ。もっと便利な方法はないのか?)
・生活費のうち、わたしの口座から引き落としになっているものを計算して、半額を夫に請求する。マネーフォワードの資産総額を手帳に転記する。
・手帳を振り返り、巻末のまとめページに主な出来事を記載。
・モーニングページを読み返し、赤字でツッコミを書き込む。

食材の宅配を何年も利用していたが、今月いっぱいでやめて別のサービスを利用することにした。
特に不満もなく使っていたのに、あるときから「欠員のため配達時間が遅れます」というメッセージが頻繁に留守電に入るようになったのだ。
配達スタッフが本当に足りていないのだろう。一人で担当するエリアが増えたのかもしれない。夕飯の支度に間に合わないような遅い時間に届くことが増え、疲弊したスタッフの方からは笑顔がなくなり、イラついた態度が気になるようになってきた。商品の扱いも雑になり、卵が割れていたり、パンがぺしゃんこに潰れていたり。
人に余裕がない職場では、どうしたっていい仕事なんてできないだろう。
バイト先でも、お客さんから人手不足の話ばかり聞いている。特に介護職の方の話は聞いていてつらくなる。

11月1日(水)

月初ルーティンいろいろ。

・トイレの換気扇フィルターを交換する。
・歯ブラシを新しくする。
・Kindle unlimitedの新着本を確認して、読みたいものをダウンロードする。

バイト先カフェの休業日カレンダーを作ろうしたのに、シフトが出ていなくて作業できず。

11月2日(木)

午後からベビーシッターの仕事。ここのところ家庭教師ばかりだったので、小さい人と関わるのは本当に久しぶり。
公園に連れて行く。(というか、わたしの知らない公園だったから正確に言うと「連れて行ったもらった」だ。)滑り台やブランコなど遊具で遊んでいたが、そのうち二人でどんぐり拾いに夢中になる。11月だというのに蚊がすごい。
家に帰って一緒にどんぐりを数える。5までなら数えられると言うので、紙の上に5個ずつ並べてペンで囲んでいく。全部で117個もあった。

夫が飲み会で夕飯を作る必要がなかったので、サイゼリヤへ行った。
最近読んだ「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日」という本の中で、サイゼメニューで目標金額1500円でゴチバトルするという企画があり、今まで一度も頼んだことがない玉ねぎのズッパが食べたくなったのだ。
大満足。一人サイゼで1680円って豪遊だ。(にんじんサラダ、モッツアレラトマト、玉ねぎのズッパ、ティラミスクラシコ、赤ワインデカンタ小)

11月3日(金)

那覇マラソンが1カ月後に迫ってきたので、30km走の練習。
11月なのに25℃ぐらいあってとにかく暑い。
帰りに中華街のそばにある銭湯に行ったら、迫力のあるマダムがいっぱいいた。裸になってもタバコの匂いがすごい。

最寄駅からいつもとちょっと違う道を歩いて帰ったら、ブルワリーがオープンしているのを発見した。明日行くぞ。

11月4日(土)

近所の図書館へ。
「閲覧席でのパソコン、電卓などの使用はご遠慮ください」と書いてあり、これ何年も前から変わっていないんだろうな、変える気もないんだろうなと思う。ひと昔前のパソコンはキーボードもかちゃかちゃと音が出るものが多かったけど、今はそこまで気にならない。そして、電卓を用いて何かを集計する人もほとんど見かけなくなった。
でも、この注意書きはきっと変わらないのだろう。
わたしのはパソコンじゃないしー、と心の中で思いながらiPadを取り出して、いくつかの作業を済ませる。
帰りに予約していた本を受け取って帰宅。
書店で購入する本、メルカリで買う本、図書館で借りる本と自分の中では区分けがあるのだが、言語化して人に説明するのは難しい。

視力の低下が無視できないくらいになってきた。
映画を見るときはメガネがないと字幕が読めないし、図書館や書店でも上の方の棚の背表紙がぼやける。
レーシック手術をしてからもう10年ぐらいになるのか?眼内レンズについても調べたけど、レーシックよりさらに高いし値段と価値が見合っているのか判断できずにいる。

昨日見つけたブルワリーにビールを飲みに行く。
まだオープンしたばかりで、ここで醸造したものが飲めるわけではないらしい。水槽の前の席に座ったら、レシートに「水槽チャージ500円」と書かれていた。

11月5日(日)

娘の大学の学園祭へ。
今年は飲食の出店についても制限がなくなり、通常の学園祭の賑わいが戻ってきたようだった。
焼き鳥を買うと「ビールってないんだっけ?」とキョロキョロしてしまう。昔は飲酒も喫煙もありだった気がするが、すっかり世の中は変わった。健全でクリーンなお祭り。
大学のキャンパスに入るのは、娘が高校生のときに一緒に行ったオープンキャンパス以来だ。入学式も行かなかったし、たぶん卒業式も行かないだろう。これが最初で最後かもしれない。

帰宅後、来年4月のウルトラマラソンにエントリーした。富士山と桜を見ながら走れる気持ちのよいコースだと言われて、ついポチってしまった。
いずれは100kmと思っているが、今回は62kmにした。
ランニングサークルの仲間が48時間で250kmを走るという大会に参加した話を聞き、触発されたのもある。
世の中にはクレイジーな大会がいっぱいある。250kmって、フルマラソン6回分でしょ?想像を遥かに超えた世界だ。

11月6日(月)

カフェでのアルバイトの日。
お客さんが途切れて暇な時間に、文フリのカタログを見て行きたいところをチェックするという作業をした。絞り込んでようやく20ぐらい。
出店数が1800を超えているので、当日の偶然の出会いを楽しむとか言っていられない。行くところを決めて、そこに向かうのみ。

最近、描いてないな。
手描き人生マップの予定が一つも入っていない。

プランインターナショナルを通じて支援しているタンザニアの女の子の「一年の歩み」が届いた。これが届くと一年の終わりを感じる。
写真を見ると大胆な柄の素敵なワンピースを着ていた。とても似合っている。一緒に写っている妹さんも随分と大きくなった。
学校まで歩いて45分かかること、好きな教科は算数と国語、彼女のお母さんはわたしと同い年。彼女についてわたしの知ることは多くないけれど、たまにしか会わない親戚の子どもぐらいには近しく感じている。

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