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デザインを支援するスタートアップが決まりました。

前回のnoteに書いた「デザイナーがいないスタートアップを支援します。」企画の進捗をnoteに書きたいと思います。

応募総数58社

2月末に募集した今回の企画ですが募集期間の2週間で60社近い応募が集まりました。ご応募いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました!予想以上の反響があり、僕も正直驚いています。そんな嬉しさもありつつ、デザインの力を必要としているスタートアップがたくさんある現状を痛感、改めてグッドパッチのミッションにも気が引き締まっています。

ご応募してくださったスタートアップは多岐にわたりエンターテイメント、ヘルスケア、スポーツ、モビリティ、VR、ボイスインターフェース、リーガルテックなど今後社会を切り開いていく可能性に溢れていました。

ただ限られたリソースの中でご一緒できるスタートアップは1社のみ。
本来であれば応募いただいた全てのスタートアップの創業者にお会いしたかったのですが、今回大変多くのご応募をいただいた兼ね合いで、心苦しくも応募内容から1次選考をさせていただくことになりました。どのスタートアップも熱量のあるメッセージを送ってくださり、胸が高鳴りました。本当にありがとうございました。

そしてその上で、2次選考で実際にお会いしてサービスにかける想いや描いているビジョン、今後の展望など、度々フリーディスカッションを実施しました。どのスタートアップの創業者の方々も非常に魅力的な事業をされていて、僕自身も非常に刺激を受けました。

個人的に良い刺激になったので、もっとスタートアップに会う機会は増やしたいと感じたので、このような企画に関係なく、またいつでもお声掛けください!

そして、支援するスタートアップを最終1社決定いたしました。

靴の購入体験を変えるFlicFit

Flicfitは、靴と足の3Dスキャンデータを高速で計測する技術と3Dデータ同士をマッチングするAIの技術をもつスタートアップです。
今回の企画に応募いただいたスタートアップの中でも非常にユニークなアイデアを持ったスタートアップでした。

創業者の廣橋さんは、元々は3Dプリンターのスタートアップの経営者だったのですが、靴のフィッティングの課題に注目しFlicfitを立ち上げ、これまで投資を受けずに3年を掛けて足と靴の3Dスキャン装置とマッチングAIを完成させるというハードとソフトウェアが絡む非常に難しい領域で生き抜くバイタリティの溢れる起業家です。

今回お話をさせていただいて、単にハードを制御するアプリのデザインをするというような仕事ではなく、長らく解決していない靴のフィッティングの課題への挑戦、そして3Dスキャンから生まれる新たな靴の購入体験を店舗も含めた全体の体験設計からお手伝いさせていただけるということで、今回デザインパートナーとして並走させていただくことになりました。

オープンで、参加型のデザインで靴の購入体験を考える

実はすでにプロジェクトはスタートしており、弊社のオフィスの一角をウォールームとして、Flicfitさんと一緒のチームとなって、デザインを進めております。

今も何人かのユーザーにインタビューをしながらプロセスを進めていますが、今後体験を考えて行くときにさらに多くのユーザーを巻き込んでデザインをしていきたいと思っております。

ぜひ、協力してくれるパンプスを結構な頻度で買うユーザーの方はプロダクト作りにご協力ください!

パンプス好きな女性を大募集!理想の靴選びを一緒に考えませんか?

デザイナーがいないスタートアップを支援します!靴選びを快適にする「Flicfit」のデザインプロセス



記事を読んでいただきありがとうございます!これからも頑張ります!