こんにちは、SHIBUYA CITY FCスタッフの畑間です。
久しぶりのnote投稿。

2021年4月18日(日)。
渋谷区スポーツセンターでクラブ史上初のホームゲームが開催されました。

試合を待ち望んでいたかのように晴れた空、CITYのユニフォームやTシャツを着たりゲームフラッグを掲げてくれたりするファン・サポーター、至近距離での好プレーに起こる拍手、試合後に選手との時間を過ごす子どもたち。

試合は0-0と勝利をあげることはできませんでしたが、あの景色、経験を忘れてはならないと思い、備忘録として綴っておこうと思います。次回のホームゲームのときのために。

2014年のクラブ創設以来、本拠地の渋谷で初めてリーグ公式戦を開催できるということで、来場者の皆さんに満足していただける日になるよう、クラブとしても歴史的な1日にしようと位置付けたホームゲームでした。

①渋谷区スポーツセンターでの開催

渋谷区スポーツセンターは「渋谷区民の誰もが、いつでも、気軽に」利用できる、総合体育施設です。
サッカーグランド以外にも、プールやジム、体育館などの施設があります。

そんな、区民憩いの施設でもある渋谷区スポーツセンターで試合を開催できることはとても大きな意味がありました。
クラブだけではなく、渋谷区スポーツセンターの施設関係者、渋谷区体育協会、渋谷区サッカー協会の皆様のご協力があり、開催が実現しました。

このように、グランドに他の体育施設が併設されています

②マッチデースポンサー「伊藤園」

史上初のホームゲームのマッチデースポンサーとして、あの「伊藤園」様に協賛いただきました。
渋谷区に本社を構える「伊藤園」様にはクラブのビジョンに共感しただき、ホームゲームだけではなく、引き続きクラブをサポートいただくオフィシャルパートナーとしての契約も締結しました。

当日は最初の施策として「健康ミネラル麦茶」の来場者全員への配布を実施しました。天気にも恵まれ、皆様に喜んでもらうことができました。

③渋谷区の後援と地元の少年少女サッカークラブ

今回の試合は渋谷区の後援事業として開催されました。
渋谷区が後援する目的には、区民の皆様に競技性の高い試合を観戦していただけることや地元の子どもたちが試合を間近で見ることが出来たり選手と触れ合うことが出来たりすることがありました。

CITYでは、地元の少年少女サッカークラブに指導者を派遣していることもあり、子供たちの招待を実施しました。
当日は多くの子供たちが来場し、普段サッカーを教えてもらっている選手がピッチ上で戦う姿を応援していました。
試合終了直後には、ピッチでプレーしていた選手が子どもたちのもとに駆け付け、試合の感想などを聞いていました。

手作りゲーフラがめちゃめちゃ可愛いですね

④タオルマフラーのプレゼント

記念すべき1日ということで、この日だけのオリジナルタオルマフラーを作り、クラブ公式LINEの友だち追加をしていただいた来場者に先着順の数量限定で配布しました。
開門前の待機列形成の段階から配り始めましたが、開門後5分ほどですぐに配布終了となりました。

ここは、来場者の方の記念の品となるものなので、来場者全員に配れるよう準備しておくべきだったと反省しております。

⑤選手紹介チラシ

今回の試合では、初めてSHIBUYA CITY FCの試合ないしサッカーの試合を観に来る方が多くいらっしゃることを見込んでいました。
そのため、試合の位置づけやスターティングメンバー、そして全選手の一言紹介が載ったチラシを来場者全員に配布しました。

スターティングメンバーが判明してからの印刷だったので、ギリギリの戦いではありましたが、来場者の方からはかなり好評で、事前に情報があった上で観戦すると、選手への思い入れもより一層深まるとのことでした。

⑥当日の試合運営

当日の試合運営には課題も多く残りました。
今回は施設が2時間あまりしか使えない、コロナ禍という制約がある中で、来場者の方々にスムーズに入場していただく方法、感染対策、会場内での案内など、色々とシミュレーションをして臨みましたが、かなりバタついた中での運営となってしまいました。

特にグランドレベルでの案内では観戦の場所やトイレの位置、応援の仕方、試合時間・スコアの表示などを十分にアナウンスできず、まだまだ改善しなければならないことだらけです。

それでも来場者の方々、施設スタッフの方々の協力、クラブスタッフの連携もあり、大きな事故はなく最低限の運営はできた印象です。

クラブスタッフはBONXという音声デバイス/プラットフォームを使いコミュニケーションを取っていましたが、とても効率よく連絡を取り合うことができ、大いに助かりました。

代表の山内もBONXを装着

総括：渋谷にフットボールがある景色

今回、初めてのホームゲームを開催して、改めて渋谷という街で日常的にフットボールの試合が観れるようになることへの期待感やワクワクを来場者の方々から感じました。

一方、クラブのコンテンツディレクターとして試合の運営統括的な立場で臨み、まだまだ自分の力不足を感じたところも多々ありました。
そして、クラブとしてホームゲームでやりたいことはまだまだたくさんあります。

次のホームゲームでは、もっとワクワクする体験をお届けできるよう、SHIBUYA CITY FCとしても、個人としても取り組んでいきます。

ご来場いただいた皆様、そしてホームゲームの開催・運営にご尽力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。
引き続き、SHIBUYA CITY FCの応援、よろしくお願いします。

Photo by : @r11shinataka / @toshi_grapher