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【Sheffield #week27-28】

2020.3.25 飯泉の留学日記

#week27 3/16-3/22

#week28 3/23-3/26


日本に帰ることになりました。

英国に対する外務省の渡航レベルが上がり(レベル2-不要不急の渡航をやめてください)、
奨学金の支給が止まり大学からの帰国勧奨を受けた為です。

7月までいる予定でしたが、3月25日をもって私の英国ライフは終わりとなります。

「悔しい」とか「悲しい」とかそんな言葉では言い表せません。

この留学にかけてきた思いや苦労が生温いもんじゃなかったから。

高校生の頃からイギリスに留学するのに憧れ、
大学だって派遣留学を視野に入れて選んだ。
1年生の頃から
GPA(大学の成績)にも神経質になり、
IELTs(イギリス留学に必須の英語試験)を受け続け、
そのために、SIGNALに入り、ゼミにも入った。

金銭的に余裕があるわけじゃないから、
奨学金だって取って、
授業の合間を縫って、ほぼ毎日バイトをしてお金を貯めた。

こんな途中で帰ることになるなんて、
当時の私に申し訳なくて。

誰のせいでもないし、私はベストを尽くした
けど、やりきれない。

やりたかったこと、
見たかった景色、山のようにありすぎる。

もっとコースメイトと話したかったし、
もっと彼らと勉強したかった。
もっと旅にも行きたかった。
これから春になって色々と楽しくなる季節だったのに。

燃焼度40%。超不完全燃焼。

この状態で、様々な決断が早急に求められてる。

帰国のタイミング
授業をどうやって受けるのか
日本の大学の授業どうするのか
4月から9月まで何するのか、どう過ごすのか
収入源・バイトはどうするのか
就活どうするのか

今まで、大きな決断をする時、
冷静に様々な視点で考えて、情報を集め、
信頼する大人・友人に相談を重ね、
それをまた自分の中で咀嚼して決断をしていた。

つまり、慎重に時間をかけていた。

自分の気持ちを整理するのにも、
情報を集めるにも、
相談をするにも、
あまりにも急。

こんな状況だからこそ、
どう対応できるのか、
自分自身が試されてるような、
プレッシャーも感じる。

2019.9.1-2020.3.25

9月から半年。
イングランドでの生活は、幸せだった。

もちろん、
環境の変化、
ライフスタイルの変化、
人間関係、
言語の壁、
文化の壁、
辛いことばかりだった。

でも、
友人
コースメイト
先生
日本人の留学仲間
家族
恩師

多くの人のサポートがあって、
イングランドという素晴らしい国のおかげで、
ここに来れたことに、生活できていることに、
「幸せ」を感じていました。

ここでの経験・出会いは、全て私の財産
考えもしなかったことを考え、
知らなかったことを学び、
思いもしなかった経験をし、
それを全て吸収した
どんな状況でもベストを尽くせた。
この半年の時間が濃すぎて
精神年齢がおそらく3歳くらいは老けた。

だから、後悔はない。
ここで帰らなきゃいけないけど、
でも私は全力で、目の前にある世界と向き合えた。

帰らなくていい状況なら、7月まで帰りたくない。
けど、こんなになるのも何かの運命。

絶対に、大学卒業までにここには帰ってくる。
その時に、今よりもはるかに成長して帰ってこれるように
帰国してからも前に進まないと。


これにて、留学日記終了。

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