見出し画像

建設業におけるSDGs

SDGsの実践イメージを具体的に描きやすくするため、様々な業界におけるSDGsの情報をご紹介していきます。
現在その業界に身を置いている方だけでなく、今後のキャリアを考えている学生や社会人の皆さんにとっても、参考となれば幸いです。


今回のテーマは、「建設業」です。
産業や生活を支えるインフラを作る建設業に焦点を当てていきます。
SDGsを語らずとも、地域環境や周囲の景観を保護しながらの建設工事、建材部材の廃棄物削減や有効利活用、工事全体でのカーボンニュートラル対策、建造物の利用者や住民を考えた生涯設計など、建設業では様々な取り組みがなされていました。

一方で、今後人口減少に伴い、新設住宅着工戸数が減少する市場縮小という状況で、建設業者がしのぎを削る中で生き残るためには、建設業界を取り巻く社会課題をどの視点まで広げて考えられるかがカギになると考えられます。

特に「目標11 住み続けられるまちづくり」達成の起点になるという意味で重要です。この目標11は大きく3つの内容に分類されます。

1)居住空間の改善
政府が進めているデジタル田園都市国家構想や地方創生にも通じ、政府や市民団体、業界を超えた共創やイノベーションの活用が期待されます。

2)災害や公害対策
災害レジリエンスの取り組みとして、気候変動のうち気候適応に関する動きが注目されます。

3)文化/自然遺産の保護保全
日本として今後復興が望まれる観光・インバウンド市場を見据えてどう取り組むかが重要です。

社会に不可欠な建設業だからこそ、社会に求められる役割は大きいでしょう。

建設業に携わる方で、より詳しく知りたいという方は、お気軽にご連絡ください!

中小企業経営・ライフキャリア長期戦略パートナー
合同会社エネスフィア 加藤直樹
https://enesphere.co.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?