見出し画像

エンタメ業界におけるSDGs

SDGsの実践イメージを具体的に描きやすくするため、様々な業界におけるSDGsの情報をご紹介していきます。
現在その業界に身を置いている方だけでなく、今後のキャリアを考えている学生や社会人の皆さんにとっても、参考となれば幸いです。

今回のテーマは、「エンタメ業界におけるSDGs」です。
エンターテイメント、略してエンタメ業界は、ゲームや音楽、映像、アミューズメント、書籍などあらゆる娯楽コンテンツを通じてユーザーを楽しませる業界です。クールジャパンという言葉も以前言われていましたが、エンタメ業界は日本がグローバルに勝負できる業界の一つでもあります。また、IT技術のさらなる躍進や趣味嗜好が多様化したことにより、様々な領域に展開しています。

一見、SDGsとは関係なさそうな業界ですが、実はとても関わりがあります。主なポイントをご紹介します。

1.コンテンツの世界観
持続可能な社会とは何かを問いかける作品が世に多数輩出されています。特にSF作品においては、SDGsが達成できないディストピアとなる未来で、「いかに人類が希望を持って生きていくのか」、あるいは希望を持てないからこそ、「手遅れになる前の現代どう生きるべきなのか」というメッセージを込めたテーマが少なくありません。

2.リアルイベントとサステナビリティ
オンラインコンテンツで溢れている中でも、やはりリアルでの体験は何物にも代えがたい価値があります。多くの方が集まるリアル開催イベントでは、周囲への影響や消費する電力やエネルギー等に配慮する必要が出てきました。2007年に策定されたISO 20121(持続可能なイベント運営)という国際規格が近年注目され、多くのイベント開催企業が準拠するように取り組んでいます。

3.教育のエンタメ化
教育は、従来のインプット型・詰め込み型教育ではなく、創造力を育む総合学習へシフトし始めています。そんな中、より主体的に楽しく学べるようにエンタメ要素を組み込む教育コンテンツも増えてきました。
ちなみに、私たちのSDGsボードゲームも同様で、楽しみながらSDGsの事例に触れ、自分ゴト化してもらいたいという狙いのもと誕生しました。

エンタメ業界は、単なる娯楽サービスを提供するだけでなく、多くの業界と結びついており、私たちの文化や生活になくてはならないものです。


エンタメ業界に携わる方で、より詳しく知りたいという方は、お気軽にご連絡ください!

中小企業経営・ライフキャリア長期戦略パートナー
合同会社エネスフィア 加藤直樹
https://enesphere.co.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?